2017年家紋年間トレンドランキングベスト100
2017年家紋年間トレンドランキングベスト100今年も残るところわずかとなりました。年末に家族で集まる方も多い時節です。
「2017年家紋年間トレンドランキングベスト100」では戦国大名の家紋も多くランクイン。第1位は「丸に剣片喰(まるにけんかたばみ)」。昨年末の「2016年家紋年間トレンドランキングベスト100 (https://kamon.myoji-yurai.net/halfYearAccessRanking.htm?rankingId=2)」の2位から順位を上げて1位に輝きました。「片喰(かたばみ)」紋は、片喰の葉、実、花を紋章化した家紋。ハート形の3枚の葉が特徴的です。「片喰」紋の葉と葉の間に剣の入った「剣片喰」は、現在では「片喰」紋より多く用いられているとされています。徳川四天王の酒井氏の家紋として有名です。
第2位は「丸に抱き茗荷(まるにだきみょうが)」。「茗荷(みょうが)」紋は、湿地に自生するショウガ科の多年草である茗荷を紋章化した家紋。「冥加(みょうが)」に通じるとされ、神仏の加護があるとも伝えられています。非常に人気が高かったことから十大家紋に数えられています。みんなの家紋のはなしでは、「丸に抱き茗荷の多くは、士族のようです(福岡県)」「壬生城主の鳥居様の家来(栃木県)」「江戸時代は水戸藩士(東京都)」など多くのユーザー様から情報が寄せられています。第3位は「丸に隅立て四つ目(まるにすみたてよつめ)」。古くより、鹿子絞りとよばれた絞り染めの技法を「目結」と呼び、この紋様を家紋にしたものが目結紋です。「隅立て四つ目」は「鍋島直茂(鍋島家)」の分家の替紋として使用されています。
有名武将の家紋は、第5位「丸に橘」は2017年の大河ドラマ「おんな城主 直虎(おんなじょうしゅ なおとら)」の主人公「井伊直虎(いいなおとら)」の井伊家の代表紋でもあります。第9位「下がり藤」は藤原氏の代表紋であるほか、「石田三成(石田家)」や「加藤嘉明(加藤家)」が使用していた家紋としても有名です。そのほか、第10位「丸に九枚笹(竹中家)」、第16位「丸に桔梗(松平家)」、第18位「丸に右重ね違い鷹の羽 (浅野家)」などがランクイン。今回ベスト30ランクインした家紋には、「丸に剣片喰」や「丸に抱き茗荷」など、家紋名に「丸」の入った家紋が87%(26件)。
昨今、目に触れる家紋としては、パスポートの「菊紋」や神社仏閣の神紋、寺紋が多く、結婚式は洋装が多いため、着物の紋付羽織などで目にする機会が少なくなりました。しかし、日本人の家庭には古来より家紋があるのが一般的ですから、家族や親戚と顔をあわせる年末年始、ご自身の家族の象徴である「家紋」の話をしてみてはいかがでしょうか。31位以下のランキングと詳細については、本日発表の「家紋ドットネット(Web)(https://kamon.myoji-yurai.net/halfYearAccessRanking.htm)」をご覧ください。
※上記データは6,000種以上の家紋情報を持つ家紋アクセスNO.1サイト「無料家紋ドットネット(Web)」と「無料 家紋」アプリのデータベースから、2017年にアクセス数の多かった順に家紋を集計(集計期間:2016年11月1日~2017年10月31日。集計日11月27日。総アクセス検索数:1,474,619件。)。今回調査で第229回目(前回は「2017年赤ちゃん名づけ総合年間トレンドベスト100」を発表)。
今年も残るところわずかとなりました。年末に家族で集まる方も多い時節です。
「2017年家紋年間トレンドランキングベスト100」では戦国大名の家紋も多くランクイン。第1位は「丸に剣片喰(まるにけんかたばみ)」。昨年末の「2016年家紋年間トレンドランキングベスト100 (https://kamon.myoji-yurai.net/halfYearAccessRanking.htm?rankingId=2)」の2位から順位を上げて1位に輝きました。「片喰(かたばみ)」紋は、片喰の葉、実、花を紋章化した家紋。ハート形の3枚の葉が特徴的です。「片喰」紋の葉と葉の間に剣の入った「剣片喰」は、現在では「片喰」紋より多く用いられているとされています。徳川四天王の酒井氏の家紋として有名です。