2025年上半期日本家紋トレンドアクセスランキングベスト100
2025年上半期日本家紋トレンドアクセスランキングベスト100「2025年上半期日本家紋トレンドアクセスランキングベスト100」の第1位は昨年に引き続き「丸に剣片喰(まるにけんかたばみ)」。4年連続、7回目の1位となります。山野などに自生する多年生植物「カタバミ」を象った片喰紋の一種です。繁殖力や生命力が高い事から「子孫繁栄」や「家系の発展」の縁起担ぎとして用いられたとされています。戦国武将としては、家康の家臣「細井 勝久(細井氏)」などが家紋に用いています。第2位は「丸に違い鷹の羽(まるにちがいたかのは)」。鷹の羽をモチーフにした鷹の羽紋の一種です。鷹の威厳ある姿などから武人に好まれ、「浅野 長政(浅野氏)」などの武将の家紋として有名です。また、維新三傑の一人「西郷 隆盛(さいごう たかもり)」も「違い鷹の羽」紋の一種を用いていたとされます。第3位は、「丸に抱き茗荷(まるにだきみょうが)」。図案の元となっている「ミョウガ」は、その音が神仏の加護を意味する「冥加(みょうが)」に通じることから、縁起が良いとされています。
今回上位30位内に新たにランクインした家紋は、6件(約20%)でした。第25位に「丸に三つ引き(まるにみつびき)」。昨年の年間ランキング「2024年日本家紋年間トレンドアクセスランキングベスト100(https://myoji-kamon.net/halfYearAccessRanking.htm?rankingId=17)」にて第30位に新規ランクインしており、引き続き注目されています。龍を象った文様とされている「引き両紋」の一種です。第27位「丸に一の字(まるにいちのじ)」。源平合戦における「扇の逸話」で有名な、「那須 与一(なすのよいち)」が用いたとされています。第29位は、「丸に十字(まるにじゅうじ)」がランクイン。轡に似た形から「轡十字」とも呼ばれています。九州を代表する武将「島津氏」の代表紋です。島津氏は、元は丸が無い「十の字」を用いていたとされています。バテレン追放令をきっかけに、キリシタンと疑われる事を避ける為「丸に十字」を用いるようになったともいわれています。その他、第28位に「後藤 又兵衛(後藤氏)」の「後藤藤(ごとうふじ)」や、第30位に目結紋の一種である「丸に四つ目(まるによつめ)」が新たにランクインしました。
毎年、新たに30位以内にランクインする家紋が見られる中、今回は新規が6件と「2018年上半期日本家紋トレンドアクセスランキングベスト100(https://myoji-kamon.net/halfYearAccessRanking.htm?rankingId=4)」の8件に次いで2番目に多い件数です。また、総検索数も昨年から751,523件(41.5%)増加し過去最高を更新しました。これは、家紋への関心が広がり、様々な家紋が検索されるようになったことを示唆しています。他、第1位「丸に剣片喰」を始めとする今回のベスト3に入っている家紋は、常に上位をキープしており、日本における家紋の代表格としての地位を確立していると言えます。下半期は順位がどのように変動するのか今後の家紋トレンドにも注目です。31位以下のランキングの詳細については、本日発表の「家紋ドットネット(Web)(https://myoji-kamon.net/halfYearAccessRanking.htm)」をご覧ください。
※上記データ8,000種の家紋情報を持つ日本最大の「無料 家紋」アプリと「無料家紋ドットネット(Web)」のデータベースから、アクセス数の多かった家紋順にランキングを抽出し、当社委員会の厳正な審査を経てランキングを作成いたしました。(集計期間2025年1月1日〜2025年6月30日。集計日:2025年6月30日。家紋検索数:2,562,308件)今回の調査で625回目(前回は「2025年上半期有名人トレンドアクセスランキング100」を発表)。
「2025年上半期日本家紋トレンドアクセスランキングベスト100」の第1位は昨年に引き続き「丸に剣片喰(まるにけんかたばみ)」。4年連続、7回目の1位となります。山野などに自生する多年生植物「カタバミ」を象った片喰紋の一種です。繁殖力や生命力が高い事から「子孫繁栄」や「家系の発展」の縁起担ぎとして用いられたとされています。戦国武将としては、家康の家臣「細井 勝久(細井氏)」などが家紋に用いています。第2位は「丸に違い鷹の羽(まるにちがいたかのは)」。鷹の羽をモチーフにした鷹の羽紋の一種です。鷹の威厳ある姿などから武人に好まれ、「浅野 長政(浅野氏)」などの武将の家紋として有名です。また、維新三傑の一人「西郷 隆盛(さいごう たかもり)」も「違い鷹の羽」紋の一種を用いていたとされます。第3位は、「丸に抱き茗荷(まるにだきみょうが)」。図案の元となっている「ミョウガ」は、その音が神仏の加護を意味する「冥加(みょうが)」に通じることから、縁起が良いとされています。