2024年日本家紋年間トレンドアクセスランキングベスト100
2024年日本家紋年間トレンドアクセスランキングベスト100今年で第9回目となる年末発表の日本の家紋年間ランキング。
「2024年日本家紋年間トレンドアクセスランキングベスト100」第1位は「丸に剣片喰(まるにけんかたばみ)」。3年連続6度目の第1位となりました。図案の元となっているのは「カタバミ」、ハート形の3枚の葉が特徴的です。野原等に自生し繁殖力・生命力が高く、「子孫繁栄」や「家系の発展」などの縁起担ぎとして用いられたとされています。第2位「丸に違い鷹の羽(まるにちがいたかのは)」。戦国時代では信長・秀吉に仕えた「浅野 長政(あさの ながまさ)」、江戸時代では忠臣蔵で有名な「浅野 内匠頭(あさの たくみのかみ)」など「浅野家」の家紋として有名です。その名の通り「鷹の羽」を図案化した家紋で、鷹の獲物を狩る威厳ある姿や知性の高さなどから多くの武士に使用された家紋です。第3位に「丸に抱き茗荷(まるにだきみょうが)」。昨年と第2位、第3位が入れ替わる結果となりました。
そのほかランクインした家紋をご紹介! 第6位「下がり藤(さがりふじ)」。植物の「フジ」がモチーフで、今年の大河ドラマ『光る君へ』にも多数登場した「藤原氏」の代表的な家紋の一つです。「藤原氏」の他、賤ケ岳七本槍の一人「加藤 嘉明(加藤家)」や大坂の陣で活躍した「後藤 又兵衛(後藤家)」などの武将たちにも使用されています。第12位「左三つ巴(ひだりみつどもえ)」。「巴紋」は、武士が弓を射る際に使う鞆から「鞆絵(ともえ)」とも、また勾玉を図案化した物ともいわれています。「九鬼氏」や「小早川氏」などの武将や、新撰組副長「土方 歳三(ひじかた としぞう)」などが使用した家紋です。
今回調査でベスト30以内に新規でランクインした家紋は、2件(約7%)。第28位に「五三桐(ごさんきり)」。元々は「菊紋」と共に皇室が使用する家紋で、「豊臣 秀吉(豊臣家)」の家紋としても知られています。関連して第18位「丸に五三桐(まるにごさんきり)」がランクインしています。第30位「丸に三つ引き(まるにみつびき)」。「引き両」と呼ばれる文様紋の一種で、「龍」の姿を現しているともいわれています。毛利元就の次男「吉川 元春(吉川家)」の家紋として有名です。
来年の大河ドラマは18世紀後半の江戸時代が舞台、『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』。「田沼 意次(田沼家)」の「七曜(しちよう)」、「松平 武元(越智松平家)」の「九曜(くよう)」などドラマに登場する人物たちの家紋に注目が集まるかもしれません。家族や親族で集まる機会の多い年末年始に、8,000種以上の家紋情報が掲載されている「家紋ドットネット」で我が家の歴史や家紋を調べてみませんか。31位以下のランキングの詳細については、本日発表の「家紋ドットネット(Web)(https://myoji-kamon.net/halfYearAccessRanking.htm)」をご覧ください。
※上記データ8,000種の家紋情報を持つ日本最大の「無料 家紋」アプリと「無料家紋ドットネット(Web)」のデータベースから、アクセス数の多かった家紋順にランキングを抽出し、当社委員会の厳正な審査を経てランキングを作成いたしました。(集計期間2023年11月1日~2024年10月31日:集計日2024年11月11日。総検索数:3,884,963件)。今回の調査で594回目(前回は「2024年赤ちゃん名づけ総合年間トレンドアクセスベスト100」を発表)。
今年で第9回目となる年末発表の日本の家紋年間ランキング。
「2024年日本家紋年間トレンドアクセスランキングベスト100」第1位は「丸に剣片喰(まるにけんかたばみ)」。3年連続6度目の第1位となりました。図案の元となっているのは「カタバミ」、ハート形の3枚の葉が特徴的です。野原等に自生し繁殖力・生命力が高く、「子孫繁栄」や「家系の発展」などの縁起担ぎとして用いられたとされています。第2位「丸に違い鷹の羽(まるにちがいたかのは)」。戦国時代では信長・秀吉に仕えた「浅野 長政(あさの ながまさ)」、江戸時代では忠臣蔵で有名な「浅野 内匠頭(あさの たくみのかみ)」など「浅野家」の家紋として有名です。その名の通り「鷹の羽」を図案化した家紋で、鷹の獲物を狩る威厳ある姿や知性の高さなどから多くの武士に使用された家紋です。第3位に「丸に抱き茗荷(まるにだきみょうが)」。昨年と第2位、第3位が入れ替わる結果となりました。