名字ランキング 第2位 鈴木

名字コラム
名字ランキング 第2位 鈴木
2016/10/26(水) 08:30
名字博士と愛ちゃんが 鈴木姓について話しています。

「鈴木さんのご先祖はもしかして鈴職人とか!」

「それはないな」

「じゃ何?」

「スズキとは和歌山県熊野地方の方言でススキのことなんだ」

「ススキ? 野原とかで見かける薄のこと?」

「違うよ。ススキとは積み上げた稲穂のことをいうんだ。穂積(ほづみ)という名字と同じ意味だよ。紀州熊野に穂積という豪族がいた。この穂積氏は熊野の神様に稲を献上して穂積の氏を授けられたんだが、子孫は熊野大社の神主になった。そこから分家したのが鈴木さんだよ」

「どうして鈴木に変えたの」

「古来から秋に刈り取った稲穂の山にはね、一本の棒を立てた。この棒は天から稲(いな)魂(だま)を呼ぶより代(しろ)なんだ。この棒を伝って稲魂が積んである稲の中に入って刈り取った稲に再び命を与えるのさ。この生き返った稲のモミを来年の田植えに使うと豊作が約束されると信じられていた。この神事をつかさどっていたのが鈴木さんなんだよ。鈴木の木は穂積に立てた木にちなみ、鈴は稲魂が木にのり移ったときリンリンと鳴るようにつけた鈴に由来しているんだ」

「じゃ、鈴木さんのルーツは神主だったの」

「そう。本家の穂積さんとともに熊野大社の神主だった。とくに鈴木さんはいま紹介したような豊作を祈願する神事を得意とした。そのため全国の村から引っぱりだこだったわけだ」

「それで増えたわけね」

「鈴木さんはおもに東に向かって布教の旅を続け、村々で豊作の神事を行っては熊野神社を勧請していった。ときには旅先で子供もつくり、その子が村の神主になって父親の神事を受け継ぐこともあっただろう」

「武士とかになった家はなかったの?」

「鈴木三郎重家がいる。重家は和歌山県海南市にある藤(ふじ)白(しろ)神社の神主鈴木家に生まれた。この鈴木家は鈴木一族の総本家といわれている。源義経が立ち寄ったことがあり、その縁で重家は義経の家臣となって活躍した。平家が滅亡すると、重家は妻子と平安に暮らしていたけど、義経が兄頼朝に追われて奥州に逃れたと聞くと、じっとしていられず妻子を残して義経のあとを追ったんだ」

「佐藤さんだけじゃなく、鈴木さんも義経と関係があるのね」

「そうなんだよ。しかも奥州衣川(ころもがわ)で義経と再会した重家はすでに亡くなっていた佐藤兄弟の鎧(よろい)を与えられている。日本の一位と二位の名字がどちらも義経と深く関係しているなんて単なる偶然じゃないだろう。佐藤さんも鈴木さんも東北に多いから、佐藤兄弟や鈴木重家にあやかって佐藤さんや鈴木さんになった家がたくさんあったということだろう」

「それで鈴木重家はどうなったの?」

「義経が攻められると、重家は武蔵坊弁慶らと奮戦し、最後は自害して果てた。このとき重家の妻小森御前は夫を追って衣川に向かっていたけど、途中で重家が戦死したことを知り、川に身を投げてあとを追った。かわいそうに。しかし、その悲しみを乗り越えて鈴木さんは全国二位の大姓になった。」



名字博士と愛ちゃんが 鈴木姓について話しています。

「鈴木さんのご先祖はもしかして鈴職人とか!」

「それはないな」

「じゃ何?」

「スズキとは和歌山県熊野地方の方言でススキのことなんだ」

「ススキ? 野原とかで見かける薄のこと?」

「違うよ。ススキとは積み上げた稲穂のことをいうんだ。穂積(ほづみ)という名字と同じ意味だよ。紀州熊野に穂積という豪族がいた。この穂積氏は熊野の神様に稲を献上して穂積の氏を授けられたんだが、子孫は熊野大社の神主になった。そこから分家したのが鈴木さんだよ」

「どうして鈴木に変えたの」

「古来から秋に刈り取った稲穂の山にはね、一本の棒を立てた。この棒は天から稲(いな)魂(だま)を呼ぶより代(しろ)なんだ。この棒を伝って稲魂が積んである稲の中に入って刈り取った稲に再び命を与えるのさ。この生き返った稲のモミを来年の田植えに使うと豊作が約束されると信じられていた。この神事をつかさどっていたのが鈴木さんなんだよ。鈴木の木は穂積に立てた木にちなみ、鈴は稲魂が木にのり移ったときリンリンと鳴るようにつけた鈴に由来しているんだ」

「じゃ、鈴木さんのルーツは神主だったの」

「そう。本家の穂積さんとともに熊野大社の神主だった。とくに鈴木さんはいま紹介したような豊作を祈願する神事を得意とした。そのため全国の村から引っぱりだこだったわけだ」

「それで増えたわけね」

「鈴木さんはおもに東に向かって布教の旅を続け、村々で豊作の神事を行っては熊野神社を勧請していった。ときには旅先で子供もつくり、その子が村の神主になって父親の神事を受け継ぐこともあっただろう」

「武士とかになった家はなかったの?」

「鈴木三郎重家がいる。重家は和歌山県海南市にある藤(ふじ)白(しろ)神社の神主鈴木家に生まれた。この鈴木家は鈴木一族の総本家といわれている。源義経が立ち寄ったことがあり、その縁で重家は義経の家臣となって活躍した。平家が滅亡すると、重家は妻子と平安に暮らしていたけど、義経が兄頼朝に追われて奥州に逃れたと聞くと、じっとしていられず妻子を残して義経のあとを追ったんだ」

「佐藤さんだけじゃなく、鈴木さんも義経と関係があるのね」

「そうなんだよ。しかも奥州衣川(ころもがわ)で義経と再会した重家はすでに亡くなっていた佐藤兄弟の鎧(よろい)を与えられている。日本の一位と二位の名字がどちらも義経と深く関係しているなんて単なる偶然じゃないだろう。佐藤さんも鈴木さんも東北に多いから、佐藤兄弟や鈴木重家にあやかって佐藤さんや鈴木さんになった家がたくさんあったということだろう」

「それで鈴木重家はどうなったの?」

「義経が攻められると、重家は武蔵坊弁慶らと奮戦し、最後は自害して果てた。このとき重家の妻小森御前は夫を追って衣川に向かっていたけど、途中で重家が戦死したことを知り、川に身を投げてあとを追った。かわいそうに。しかし、その悲しみを乗り越えて鈴木さんは全国二位の大姓になった。」



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