2020年上半期日本家紋トレンドアクセスランキングベスト100
2020年上半期日本家紋トレンドアクセスランキングベスト100「2020年上半期日本家紋トレンドアクセスランキングベスト100」の第1位は「丸に桔梗(まるにききょう)」紋でした。今年の大河ドラマ「麒麟がくる」の主人公「明智光秀」の家紋である「桔梗」紋の一つが、昨年の第10位から順位を上げ第1位に輝きました。桔梗紋は、桔梗の花を上から見たものを図案化した家紋です。明智光秀以外にも、「太田道潅(おおた どうかん)」が「丸に細桔梗」、「加藤清正(かとう きよまさ)」も弦巻紋の一種「蛇の目」の他に、「桔梗紋」使用していたことで有名です。第2位は「丸に四つ目菱(まるによつめびし)」紋です。甲斐の武田氏が菱紋を使用していたことで特に有名です。第3位は「丸に隅立て四つ目(まるにすみたてよつめ)」紋となりました。「丸に隅立て四つ目」は目結紋の代表的な家紋です。目結は纐纈模様(こうけつもよう)ともいわれる絞り染めのことであり、種類として一つ目結から十六目結まであります。「尼子晴久(あまご はるひさ)」の「平四つ目(ひらよつめ)」や、「佐々成政(さっさ なりまさ)」の「隅立て四つ目(すみたてよつめ)」などの武将が目結紋を使用しています。
今回上位30位以内に新たにランクインをした家紋は、第21位「九曜(くよう)」、「麒麟がくる」に登場する「細川藤孝」が使用していたことで有名な家紋です。第23位「丸に右重ね違い鷹の羽(まるにみぎかさねちがいたかのは)」。鷹の羽紋は、ワシタカ類に属する鳥類の羽を図案化したもの。鷹の威厳ある姿からか、武人に好まれました。第27位「三階菱(さんがいびし)」、ランキング第2位の「丸に四つ目菱」と同じ菱紋の1つで、源頼朝に仕えた「小笠原長清(おがさわら ながきよ)」が使用していた家紋です。第28位「丸に釘抜き(まるにくぎぬき)」。「麒麟がくる」にも登場する「三好長慶(みよし ながよし)」も釘抜紋の一種「三階菱に釘抜」を使用しています。第30位には「丸に一の字(まるにいちのじ)」がランクインしました。
今回のランキングでは、新たに5つの家紋が上位30位にランクインし、昨年の「2019年日本家紋年間トレンドアクセスランキング100(https://kamon.myoji-yurai.net/halfYearAccessRanking.htm?rankingId=7)」まで不動の人気であった「丸に剣片喰(まるにけんかたばみ)」、「丸に違い鷹の羽(まるにちがいたかのは)」を抑え、大河ドラマで話題となっている明智光秀も使用した「桔梗」紋の1つ「丸に桔梗」が第1位と、ランキング全体が大きく変動しました。昨年の家紋検索数と比較すると375,443件(約23.1%)増加し、全体的に家紋の注目度が大きく上がったことがわかる結果です。8,000種の家紋情報が掲載されている「家紋ドットネット」で、好きな武将の家紋を調べてみると新たな発見があるかもしれません。31位以下のランキングの詳細については、本日発表の「家紋ドットネット(Web)(https://kamon.myoji-yurai.net/halfYearAccessRanking.htm)」をご覧ください
※上記データ8,000種の家紋情報を持つ日本最大の「無料 家紋」アプリと「無料家紋ドットネット(Web)」のデータベースから、アクセス数の多かった家紋順にランキングを抽出し、当社委員会の厳正な審査を経てランキングを作成いたしました。(集計期間2019年12月1日〜2020年5月31日:集計日2020年6月22日。家紋検索数:1,996,398件)回の調査で365回目(前回は「2020年上半期名字トレンドアクセスランキングベスト100」を発表)。
「2020年上半期日本家紋トレンドアクセスランキングベスト100」の第1位は「丸に桔梗(まるにききょう)」紋でした。今年の大河ドラマ「麒麟がくる」の主人公「明智光秀」の家紋である「桔梗」紋の一つが、昨年の第10位から順位を上げ第1位に輝きました。桔梗紋は、桔梗の花を上から見たものを図案化した家紋です。明智光秀以外にも、「太田道潅(おおた どうかん)」が「丸に細桔梗」、「加藤清正(かとう きよまさ)」も弦巻紋の一種「蛇の目」の他に、「桔梗紋」使用していたことで有名です。第2位は「丸に四つ目菱(まるによつめびし)」紋です。甲斐の武田氏が菱紋を使用していたことで特に有名です。第3位は「丸に隅立て四つ目(まるにすみたてよつめ)」紋となりました。「丸に隅立て四つ目」は目結紋の代表的な家紋です。目結は纐纈模様(こうけつもよう)ともいわれる絞り染めのことであり、種類として一つ目結から十六目結まであります。「尼子晴久(あまご はるひさ)」の「平四つ目(ひらよつめ)」や、「佐々成政(さっさ なりまさ)」の「隅立て四つ目(すみたてよつめ)」などの武将が目結紋を使用しています。