2017~2018年お寺参拝者数ランキングベスト30
2017~2018年お寺参拝者数ランキングベスト30春の旅行に適したシーズンになってきました。
「2017~2018年お寺参拝者数ランキングベスト30」の第1位は、「浅草寺(せんそうじ)(浅草観音)」。「浅草寺」は1400年近い歴史をもつ東京都内最古のお寺で、国内外から毎年3,000万人以上が訪れます。浅草のシンボルともなっている『雷門』や、「凶」が多く出ることで有名なおみくじ、260メートルにわたるに賑やかな仲見世通りなど、ぜひ訪れたいスポットが満載です。第2位は「東大寺(とうだいじ)」。大仏さまで知られる奈良時代の代表的な寺院で、国宝にも指定されている大仏殿は世界最大級の木造建築物です。東大寺南大門の「阿形」と「吽形」、二体の「金剛力士像」も日本最大の木彫像です。大晦日には除夜の鐘を一般参拝者も先着順でたたくことが出来たり、篠原ともえさんデザインのご朱印帳が発売されたりと、こちらもぜひ訪れてみたいお寺です。第3位は「教王護国寺(東寺)(とうじ)」。創建からおよそ1,200年、唯一残る平安京の遺構であり、世界遺産として登録されています。高さ約55メートルの五重塔(国宝)は徳川家光が再建、日本で最高の高さを誇ります。空海の住まいだった「御影堂」、空海が手掛けた立体曼荼羅は圧巻です。置物の猫が一緒に入っているおみくじ「招き猫みくじ」は数種類異なる大きさや顔の猫から好きなものを選べて、かわいいと評判です。
第4位「増上寺」は首都東京を代表する大寺院として大勢の参拝客が訪れ、徳川将軍家菩提寺として有名です。後方には東京タワーがあり、増上寺と東京タワーのコラボは時代を越えた東京の風景となっています。第8位「四天王寺」は聖徳太子が建立した日本仏法最初の官寺です。毎年21日の大師会と22日の太子会は四天王寺の縁日で、境内に多くの露店が並びます。第13位「六波羅蜜寺」の「宝物館」には教科書でもおなじみの「空也上人立像」が置かれています。第24位「柴又帝釈天」は映画『男はつらいよ』の主人公「寅さん」の出身地として今なお多くの人に愛されています。参拝後に大賑いの帝釈天参道で「草団子」をいただくのも人気です。
今回、世界遺産に登録されているお寺が10件(33%)ランクインしています。第2位「東大寺」、第3位「教王護国寺(東寺)」、第5位「清水寺」、第7位「興福寺」、第10位「平等院」、第11位「金閣寺」、第20位「薬師寺」、第25位「法隆寺」、第26位「比叡山延暦寺」、第27位「醍醐寺」です。「平等院」の鳳凰を屋上に戴く鳳凰堂(国宝)は10円玉に描かれている建物です。また、鳳凰は現在の一万円札の裏面に意匠が使われています。例年、ゴールデンウィークに藤の花が見ごろとなります。「比叡山延暦寺」は登山でも人気があります。山頂からは京都市街や琵琶湖を眺めることができ、とても美しい景色を見ることが出来ます。根本中堂内にある祭神「薬師如来」は「最澄が自分で彫った像」と言われ、学問の道へ行く人達が多く訪れているそうです。
浅草寺の平均ポイントは4.2、東大寺は4.5、東寺は4.5といずれもポイントが高く、今回の参拝者数のランキングでは、参拝数に比例し、ユーザーオススメ度が高いお寺が多い結果となりました。また、世界遺産として登録されている、伝統のあるお寺が多数ランクインしています。ゴールデンウィークに一足伸ばして、人気の世界遺産の寺院や伝統あるお寺を訪れて参拝してみてはいかがでしょうか。
ランキングのお寺の詳細については、「神社がいいね・お寺がいいね(https://jinja-bukkaku.net/rankingOteraWorship2018.htm)」をご覧ください。
※上記データはユーザー数400,000人突破アプリ「お寺がいいね」のデータベースから参拝数の多かったお寺を集計し、当会で厳正なる審査を実施しました(集計期間2017年3月1日~2018年2月28日。集計日3月12日。参拝総数5,678件)。ランキングの基準は「登録参拝数」で、「オススメ度」はユーザーの評価参考指標であり、順位には影響しません。但し、参拝数が同数の場合は、オススメ度の高いもの(四捨五入前のポイント)が上位。今回調査で第253回目(前回は「2018年香りにまつわる名字ランキングベスト30」を発表)。
春の旅行に適したシーズンになってきました。
「2017~2018年お寺参拝者数ランキングベスト30」の第1位は、「浅草寺(せんそうじ)(浅草観音)」。「浅草寺」は1400年近い歴史をもつ東京都内最古のお寺で、国内外から毎年3,000万人以上が訪れます。浅草のシンボルともなっている『雷門』や、「凶」が多く出ることで有名なおみくじ、260メートルにわたるに賑やかな仲見世通りなど、ぜひ訪れたいスポットが満載です。第2位は「東大寺(とうだいじ)」。大仏さまで知られる奈良時代の代表的な寺院で、国宝にも指定されている大仏殿は世界最大級の木造建築物です。東大寺南大門の「阿形」と「吽形」、二体の「金剛力士像」も日本最大の木彫像です。大晦日には除夜の鐘を一般参拝者も先着順でたたくことが出来たり、篠原ともえさんデザインのご朱印帳が発売されたりと、こちらもぜひ訪れてみたいお寺です。第3位は「教王護国寺(東寺)(とうじ)」。創建からおよそ1,200年、唯一残る平安京の遺構であり、世界遺産として登録されています。高さ約55メートルの五重塔(国宝)は徳川家光が再建、日本で最高の高さを誇ります。空海の住まいだった「御影堂」、空海が手掛けた立体曼荼羅は圧巻です。置物の猫が一緒に入っているおみくじ「招き猫みくじ」は数種類異なる大きさや顔の猫から好きなものを選べて、かわいいと評判です。