２０１４年～２０１５年 年末年始神社仏閣アクセスランキングベスト１５（関東・近畿）

「２０１４年～２０１５年 年末年始神社仏閣アクセスランキングベスト１５（関東・近畿）」において、関東地方で第１位となったのは、東京都府中市に鎮座する「大國魂神社（おおくにたまじんじゃ）」でした。「大國魂神社」の御祭神は、「大國魂大神（おおくにたまおおかみ）」で、武蔵国（現在の東京都、神奈川県、埼玉県の一部）の守り神として１９００年以上の歴史があります。２位は海軍大将「東郷平八郎（とうごうへいはちろう）」を御祭神とする「東郷神社（とうごうじんじゃ）」です。「東郷神社」は、東京都渋谷区にあり、御祭神の「東郷平八郎」の武功から、近年では勝利の神様、勝利のパワースポットとしても有名です。３位は神奈川県横浜市にある「王子神社（おうじじんじゃ）」。御祭神は「伊邪那岐命(いざなぎのみこと)」、「速玉男命（はやたまおのみこと)」です。１５９０年に「徳川家康（とくがわいえやす）」が江戸城に入城することに伴い、その旗本であった「岡野房恒（おかのふさつね）」が長津田の領主として知行を許され、長津田村の鎮守として、熊野三山(本宮・新宮・那智)のうち新宮(速玉大社)より若一王子権現をこの地に勧請して管理運営に当たらせたことが始まりといわれています。

今回ランクインした中で関東地方の有名な神社仏閣は、「成田山（なりたさん）」の別名で知られる千葉県成田市の「新勝寺（しんしょうじ）」が１０位、栃木県佐野市にあり、関東三大師の１つ「佐野厄除け大師（さのやくよけだいし）」とも呼ばれている１４位の「惣宗寺（そうしゅうじ）」などがあります。５位、６位には「麻賀多神社（まがたじんじゃ）」がランクインしました。「麻賀多神社」は、成田市、佐倉市などの千葉県北部に１９社集中しており、五穀を司る農業神であるとも伝えられています。

近畿地方のランキングで第１位に輝いたのは、「祇園さん」と親しまれている京都府京都市の「八坂神社（やさかじんじゃ）」でした。御祭神は、「素戔嗚尊(すさのをのみこと)」などです。１月１日には、御神火を境内の灯篭で焚く「白朮祭（をけらまつり）」が行われています。２位は「青蓮院門跡（しょうれんいんもんぜき）」です。「桓武天皇（かんむてんのう）」の命によって造られた将軍塚が有名で、「八坂神社」と同じ京都市にあります。３位は大阪府大阪市に鎮座する「桑津天神社（くわづてんじんじゃ）」。「少彦名神(すくなひこなのかみ)」の他、「菅原道真（すがわらのみちざね）」なども御祭神の１人とされています。

他に近畿地方でランクインした有名な神社仏閣は、陰陽師として知られている「安倍晴明（あべのせいめい）」を御祭神とする「晴明神社（せいめいじんじゃ）」が４位、全国にみられる稲荷神社の総本宮「伏見稲荷大社（ふしみいなりたいしゃ）」が５位、清水の舞台で知られる「清水寺（きよみずでら）」が６位にランクインしています。これらの三社の所在地はいずれも京都府京都市です。ちなみに、京都市には、２，０７５団体（平成２４年京都府政策企画部調べ）の神道、仏教の宗教法人が存在しています。

ランクインした神社仏閣の詳細については、本日発表の神社仏閣情報量No.1 サイト「神社がいいね・お寺がいいねhttp://jinja-bukkaku.net/beginningEndYearRanking.htm）」をご覧ください。