２０２５年お城年間総合トレンドアクセスランキング東西ベスト２０

「２０２５年お城年間総合トレンドアクセスランキング東西ベスト２０」の東日本第１位は、長野県の「松本城」（ユーザーオススメ度★４．７）となりました。昨年に引き続き、東日本のトップを維持しました。現存天守は、北アルプスの山々を借景とした黒と白のコントラストが美しく見ものです。冬には氷彫フェスティバル（２０２６/１/２３～１/２５）や、プロジェクションマッピングによるイルミネーション（２０２５/１２/１２～２０２６/２/１５）などのイベントも開催され多くの人を魅了します。第２位は、昨年の第５位から順位を上げた神奈川県の「小田原城」（ユーザーオススメ度★４．１）。かつて上杉謙信や武田信玄の攻撃をも退けた事から「難攻不落の城」として知られます。冬の澄んだ空気の中、天守閣からは相模湾や箱根の山々を一望でき、絶景スポットとしても人気です。第３位に、愛知県の「岡崎城」（ユーザーオススメ度★３．８）。徳川家康生誕の地として非常に有名です。徳川家康に関連するお城としては、他にも第４位に徳川家の居城「江戸城」や、第１３位に家康が晩年を過ごした「駿府城」等がランクインしています。第５位には、愛知県「清洲城」（ユーザーオススメ度★３．５）が昨年の第１６位から急上昇しました。織田信長の天下取りの出発点でもあり、歴史の転換点となった「清洲会議」の舞台としても有名です。朱塗りの「大手橋」越しに見る天守閣はフォトスポットとしても注目されています。

西日本第１位は、上半期に引き続き、昨年第１位「姫路城」を抑え、沖縄県の「首里城」（ユーザーオススメ度★４．３）となりました。２０１９年に起きた火災からの復元工事中で「見せる復興」が話題、今年の１０月末には正殿を覆っていた素屋根が撤去され、およそ６年ぶりに外観がお披露目された事も多くの注目を集めました。第２位は、兵庫県の「姫路城」（ユーザーオススメ度★４．７）でした。今年は秋の特別公開が行われ全小天守とイ・ロ・ハの渡櫓の６棟が公開されました。来年には冬の特別公開も予定されています（２月１日から１４日まで）。第３位に大阪府の「大坂城」（ユーザーオススメ度★４．１）がランクイン。豊臣家の栄華の象徴として有名です。２０２５年４月１日に「豊臣石垣館」が開館された事も注目されました。第７位には、広島県の「福山城」（ユーザーオススメ度★３．９）が入りました。新幹線のホームからも見る事ができるお城で、２０２２年には全国的にも珍しい天守北側の「鉄板張り」が復元、その黒い壁面は他の城にはない唯一無二の特徴です。

今回のランキングにおける総検索数は２，１００，６５３件となり、昨年から約１００万件増加しました。正殿の復元工事が来年秋の完成を目指して進む「首里城」や、来年３月の閉城に向けてカウントダウンイベントが行われている西日本第６位「広島城」など、話題性のあるお城への注目が集まった結果といえます。年末年始には、歴史のロマンを感じにお城を調べ、足を運んでみてはいかがでしょうか。今回ランクインしたお城の詳細については、お城検索No.1サイト「お城がいいね（Ｗｅｂ）（東日本：https://oshiro-iine.net/ranking.htm?rankingKind=22、西日本：https://oshiro-iine.net/ranking.htm?rankingKind=29）」をご覧ください。

※上記データ「お城がいいね」Ｗｅｂ、アプリのデータベースから「ユーザーオススメ度」が３．５以上のお城を抽出、検索数の多い順にお城を集計し、当会の厳正なる審査を経てランキングを作成いたしました。（集計対象期間：２０２４年１２月１日～２０２５年１１月３０日。集計日：２０２５年１２月８日。総検索数２，１００，６５３件）。本ランキングにおける東西の基準は関ヶ原合戦が起こった岐阜県を境に東西に分けております（岐阜県は東日本にカウントしています）。「オススメ度」はユーザーの評価ポイントの参考指標です。順位には影響しません。今回の調査で６４８回目（前回は「２０２５年初詣にオススメ（お寺）年間総合トレンドアクセスランキング東西ベスト２０」を発表）。