２０２５年上半期お城トレンドアクセスランキング東西ベスト２０

「２０２５年上半期お城トレンドアクセスランキング東西ベスト２０」の東日本第１位は、昨年から引き続き長野県の「松本城」が獲得しました。（ユーザーオススメ度★４．８）。現存天守の一つである漆黒のお城として知られ、高い評価を得ています。第２位には、昨年第７位だった愛知県の「岡崎城」（ユーザーオススメ度★３．８）が５つ順位を上げてランクインしました。徳川家康の生誕地として知られ、注目度が高まっています。第３位は神奈川県の「小田原城」（ユーザーオススメ度★４．２）。北条氏の本拠地として有名で、その歴史的背景に多くの関心が寄せられています。第８位、岐阜県の「岐阜城」（ユーザーオススメ度★４．２）。金華山山頂に位置し、難攻不落の城として有名で「美濃を制すものは天下を制す」と言われました。天守閣から見渡す３６０度の景色が人気で、開館時間を夜間まで延長する「岐阜城パノラマ夜景」が現在開催されています（８月３１日まで毎日）。第９位に宮城県「仙台城」（ユーザーオススメ度★３．７）。伊達政宗が築城し、天然の要害にあり堅固な城として知られます。現在は石垣が残り、本丸跡から仙台市街を一望できます。

西日本第１位は、沖縄県の「首里城」（ユーザーオススメ度★４．３）が獲得しました。２０１９年の火災により現在復元工事中ですが、「見せる復興」をテーマに様々な工夫がされており貴重な体験をすることができます。昨年第１位だった兵庫県の世界遺産「姫路城」（ユーザーおすすめ度★４．７）は第２位となりましたが、引き続きその人気は健在です。第３位には、大阪府の「大坂城」（ユーザーおすすめ度★４．０）がランクインしました。豊臣秀吉が築城したことで知られ、日本三大名城の一つに数えられています。第４位には京都府の「二条城」（ユーザーオススメ度★４．２）。国宝「二の丸御殿」や特別名勝である「二の丸庭園」等、その歴史的価値と美しい庭園が評価されています。７月２５日から８月２４日には、夜間アートイベント「NAKED meets 二条城 ２０２５ 夕涼み」が開催されます。第６位は大幅に順位を上げた、広島県の「広島城」（ユーザーオススメ度★３．９）。老朽化の影響で２０２６年３月に閉城することが決定しており、話題となりました。閉城前のカウントダウン企画として、様々なイベントが行われています。

今回のランキングでは、現存十二天守のうち９件がランクインしました。また、昨年の総検索数４５５，５４７件から５３９，１１８件増加し、日本のお城に対する関心の高まりがうかがえます。夏休み期間中、様々なイベントが開催されるお城もございますので、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。今回ランクインしたお城の詳細については、お城検索No.1サイト「お城がいいね（Ｗｅｂ）（https://oshiro-iine.net/halfYearRanking.htm?year=2025）」をご覧ください。

※上記データ「お城がいいね」Ｗｅｂ、アプリのデータベースから「ユーザーオススメ度」が３．５以上のお城を抽出、検索数の多い順にお城を集計し、当会の厳正なる審査を経てランキングを作成いたしました。（集計期間：２０２５年１月１日～２０２５年６月３０日。集計日：２０２５年７月７日。総検索数９９４，６６５件）。本ランキングにおける東西の基準は関ヶ原合戦が起こった岐阜県を境に東西に分けております（岐阜県は東日本にカウントしています）。「オススメ度」はユーザーの評価ポイントの参考指標です。順位には影響しません。今回の調査で６２６回目（前回は「２０２５年上半期日本家紋トレンドアクセスランキングベスト１００」を発表）。