２０２４年上半期お城トレンドアクセスランキング東西ベスト２０

「２０２４年上半期お城トレンドアクセスランキング東西ベスト２０」の東日本第１位は、現存天守の一つであるの漆黒のお城、長野県の「松本城」（ユーザーオススメ度★４．７）。８月８日には伝統芸能の「薪能」の開催が行われる他、夏期時間延長期間中は和服での来場で入場無料が予定されています。第２位は、愛知県「名古屋城」（ユーザーオススメ度★４．２）となりました。尾張徳川家の居城として知られ、「金のしゃちほこ」が印象的なお城です。毎年８月頃に「名古屋城夏まつり」を開催（今年は８月１０～１８日）、「大盆踊り大会」など様々なイベントが行われます。第３位に、同じく愛知県の「犬山城」（ユーザーオススメ度★４．５）。８月１日から１０日まで付近を流れる木曽川河畔にて「ロングラン花火」のイベントが開催。ライトアップされた犬山城を背景にして打ち上げられる花火を見る事が出来ます。第６位に長野県にある「松代城」（ユーザーオススメ度★３．７）です。上杉謙信と武田信玄が争った川中島合戦にて武田家の拠点として築城された「旧海津城」とされています。千曲川を挟んだ向かいには「川中島古戦場跡」があります。

西日本第１位は、兵庫県にある世界遺産のお城「姫路城」（ユーザーオススメ度★４．６）。昨年は世界遺産登録３０周年を記念した特別公開も話題になりました。第２位に大阪府の「大坂城」（ユーザーオススメ度★４．１）です。豊臣秀吉によって築城され、江戸幕府によって改築されたお城です。天守は現在歴史博物館として、大坂城の歴史にまつわる物が随時入れ替えで展示されています（次回予定は７月２６日から「燃える！大坂城史」、７月２７日から「豊臣水軍-海で躍動した武将たち-」）。第３位に滋賀県「彦根城」（ユーザーオススメ度★４．４）。７月２０日から８月１０日までの土曜日と８月１１日・１２日に夜間特別公開が予定されています。第８位、愛媛県「伊予松山城」（ユーザーオススメ度★４．７）が入りました。賤ケ岳の七本槍「加藤嘉明」によって築城され、第３位「彦根城」と共に「登り石垣」と呼ばれる建造方法が見られる数少ない名城です。

今回のランキングを見てみると現存十二天守すべてが東西ベスト２０位以内にランクインしました。今年も暑い夏になる事が予想されています。夏には入場期間を延長するお城や、夜間限定イベントを開催するお城も見られます。夏休みの思い出づくりに、夜間限定イベントやライトアップ、夏祭りが行われるお城を訪れてみるのはいかがでしょうか。今回ランクインしたお城の詳細については、お城検索No.1サイト「お城がいいね（Ｗｅｂ）（https://oshiro-iine.net/halfYearRanking.htm?year=2024）」をご覧ください。

※上記データ「お城がいいね」Ｗｅｂ、アプリのデータベースから「ユーザーオススメ度」が３．５以上のお城を抽出、検索数の多い順にお城を集計し、当会の厳正なる審査を経てランキングを作成いたしました。（集計期間：２０２４年１月１日～２０２４年６月３０日。集計日：２０２４年７月８日。総検索数４５５，５４７件）。本ランキングにおける東西の基準は関ヶ原合戦が起こった岐阜県を境に東西に分けております（岐阜県は東日本にカウントしています）。「オススメ度」はユーザーの評価ポイントの参考指標です。順位には影響しません。今回の調査で５７６回目（前回は「２０２４年上半期日本家紋トレンドアクセスランキングベスト１００」を発表）。