古代は国民ほぼ皆姓だった

古代は国民ほぼ皆姓だった
2016/10/26(水) 08:30
氏(うじ)は古くは「うち」「うぢ」という。語源はよく分かっていないが、日本固有の大和言葉であれば「生み血」「内」の転化ではないかとされ、渡来語であれば朝鮮語の「族」や蒙古語の「親戚」と同源かも知れないという。いずれにしても古代の氏は氏上(うじのかみ)という族長を中心とする血族集団や同族集団が名乗った。物部(もののべ)・大伴(おおとも)・蘇(そ)我(が)・中臣(なかとみ)・藤原・菅原・源・平・橘など1000種以上が確認されている。藤原や源などは歴史の授業でお馴染みだろう。この氏には、氏上の下に多数の部(べ)の民(部(ぶ)民(みん))がいた。彼らのことを氏人(うじびと)ともいう。古代には、蝦夷(えみし)など辺境の民を除いて国民ほぼ全員がいずれかの氏に属していた。すなわち上は貴族から、下は庶民に至るまで等しくファミリーネームを持っていたのである。

 姓(せい)は「女から生まれる」と書く。子供は父親が分からなくても、母親ははっきりしている。古代において子供は母親の家族によって育てられ、家は母系によって受け継がれていった。古代の家族制度とは、そういうものだった。だから中国では「血筋」のことを姓という。しかし日本では違う意味で使われた。姓を「かばね」と読ませ、氏の尊称として使ったんだ。

天武天皇が684年に定めた「八色(やくさ)の姓」が有名である。

真人(まひと)・朝(あ)臣(そみ)・宿禰(すくね)・忌(いみ)寸(き)・道師(みちのし)・臣(おみ)・連(むらじ)・稲置(いなぎ)

これも必ず歴史で学ぶ。姓はこのほかにもあるが、氏に対する爵位だと理解すればいい。公爵・伯爵・男爵のような爵位は明治以降、国家に功績があった人物に対して天皇が授けた。八色の姓も古代の豪族に対して天皇がルーツ・政治力などを考慮して与えたものである。

清原(きよはらの)真人(まひと)や藤原(ふじわらの)朝(あ)臣(そん)のように氏+姓の組み合わせで書く。また氏+名前で書くときは、菅原道真(すがわらのみちざね)とか、源義経(みなもとのよしつね)のように、必ず氏と名前の間に「の」を入れることになっている。この「の」が入っていれば、それは名字ではなく氏である。

氏(うじ)は古くは「うち」「うぢ」という。語源はよく分かっていないが、日本固有の大和言葉であれば「生み血」「内」の転化ではないかとされ、渡来語であれば朝鮮語の「族」や蒙古語の「親戚」と同源かも知れないという。いずれにしても古代の氏は氏上(うじのかみ)という族長を中心とする血族集団や同族集団が名乗った。物部(もののべ)・大伴(おおとも)・蘇(そ)我(が)・中臣(なかとみ)・藤原・菅原・源・平・橘など1000種以上が確認されている。藤原や源などは歴史の授業でお馴染みだろう。この氏には、氏上の下に多数の部(べ)の民(部(ぶ)民(みん))がいた。彼らのことを氏人(うじびと)ともいう。古代には、蝦夷(えみし)など辺境の民を除いて国民ほぼ全員がいずれかの氏に属していた。すなわち上は貴族から、下は庶民に至るまで等しくファミリーネームを持っていたのである。

 姓(せい)は「女から生まれる」と書く。子供は父親が分からなくても、母親ははっきりしている。古代において子供は母親の家族によって育てられ、家は母系によって受け継がれていった。古代の家族制度とは、そういうものだった。だから中国では「血筋」のことを姓という。しかし日本では違う意味で使われた。姓を「かばね」と読ませ、氏の尊称として使ったんだ。

天武天皇が684年に定めた「八色(やくさ)の姓」が有名である。

真人(まひと)・朝(あ)臣(そみ)・宿禰(すくね)・忌(いみ)寸(き)・道師(みちのし)・臣(おみ)・連(むらじ)・稲置(いなぎ)

これも必ず歴史で学ぶ。姓はこのほかにもあるが、氏に対する爵位だと理解すればいい。公爵・伯爵・男爵のような爵位は明治以降、国家に功績があった人物に対して天皇が授けた。八色の姓も古代の豪族に対して天皇がルーツ・政治力などを考慮して与えたものである。

清原(きよはらの)真人(まひと)や藤原(ふじわらの)朝(あ)臣(そん)のように氏+姓の組み合わせで書く。また氏+名前で書くときは、菅原道真(すがわらのみちざね)とか、源義経(みなもとのよしつね)のように、必ず氏と名前の間に「の」を入れることになっている。この「の」が入っていれば、それは名字ではなく氏である。

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