全国名字めぐりの旅 第187回 長野県(7)
全国名字めぐりの旅 第187回 長野県(7)
2024/04/29(月) 08:30
今回紹介する長野県の○沢族は西沢さん。西澤さんとも書く。
長野県では長野市の西沢書店が有名である。屋号を松葉軒といい、江戸時代から本の出版や販売を手がけて財を成した。とくに12代喜太郎は政治家としても活躍し、大正時代に贅(ぜい)をこらした和洋折衷の住宅を建てた。この家は現在、長野御殿と呼ばれ、県を代表する建築物になっている。家紋は丸に蛇の目。 なぜ蛇の目玉が家紋になったかというと、蛇は獲物をつかまえるとき、相手の目をジッとにらむ。蛇の目は動かないから、見つめられたほうは思わず見入って固まってしまう。その瞬間、長い舌をスルッとのばして食べてしまうのだ。これを知った武士は、戦場で蛇の目紋を見た敵が固まってくれることを願って使い始めたというが、これはあくまでも俗説である。実際は弓矢の弦(つる)を巻いておく弦巻に由来する。その形がたまたま蛇の目に似ていたことから、神の使いとされる蛇の神性もあわせ持つとされたのだ。虎退治で有名な加藤清正の愛用紋であり、蛇の目ミシンの社名にもなっている。
ほかに抱き薄(すすき)を使う家もあり、ルーツは諏訪大社の神職諏訪氏だという。
長野県では長野市の西沢書店が有名である。屋号を松葉軒といい、江戸時代から本の出版や販売を手がけて財を成した。とくに12代喜太郎は政治家としても活躍し、大正時代に贅(ぜい)をこらした和洋折衷の住宅を建てた。この家は現在、長野御殿と呼ばれ、県を代表する建築物になっている。家紋は丸に蛇の目。 なぜ蛇の目玉が家紋になったかというと、蛇は獲物をつかまえるとき、相手の目をジッとにらむ。蛇の目は動かないから、見つめられたほうは思わず見入って固まってしまう。その瞬間、長い舌をスルッとのばして食べてしまうのだ。これを知った武士は、戦場で蛇の目紋を見た敵が固まってくれることを願って使い始めたというが、これはあくまでも俗説である。実際は弓矢の弦(つる)を巻いておく弦巻に由来する。その形がたまたま蛇の目に似ていたことから、神の使いとされる蛇の神性もあわせ持つとされたのだ。虎退治で有名な加藤清正の愛用紋であり、蛇の目ミシンの社名にもなっている。
ほかに抱き薄(すすき)を使う家もあり、ルーツは諏訪大社の神職諏訪氏だという。
今回紹介する長野県の○沢族は西沢さん。西澤さんとも書く。
長野県では長野市の西沢書店が有名である。屋号を松葉軒といい、江戸時代から本の出版や販売を手がけて財を成した。とくに12代喜太郎は政治家としても活躍し、大正時代に贅(ぜい)をこらした和洋折衷の住宅を建てた。この家は現在、長野御殿と呼ばれ、県を代表する建築物になっている。家紋は丸に蛇の目。
長野県では長野市の西沢書店が有名である。屋号を松葉軒といい、江戸時代から本の出版や販売を手がけて財を成した。とくに12代喜太郎は政治家としても活躍し、大正時代に贅(ぜい)をこらした和洋折衷の住宅を建てた。この家は現在、長野御殿と呼ばれ、県を代表する建築物になっている。家紋は丸に蛇の目。
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《ぱぴぃ》