名字ランキング 第115位 小松
名字ランキング 第115位 小松名字博士と愛ちゃんが 小松姓について話しています。
「小松さんって、もしかして小松菜の産地に住んでいた人とか?」
「そりゃないよ。小松菜はね、暴れん坊将軍の吉宗が鷹狩りに出かけたとき、農家に立ち寄って昼食を食べさせてくれと言い出した。急なことで困った主人は近くに生えている菜っ葉をすまし汁に入れて恐る恐る差し出したんだ。ところが食べた吉宗は大喜び。このうまい菜の名前はなんだと訊(き)く。主人は近くに生えている雑草なので名前はないと答えると、それは残念、今日からは小松川村(東京都江戸川区小松川)の村名にちなんで小松菜と名づけて売り出せと命じた。これが小松菜誕生のお話。でも、将軍が吉宗だったかどうかはよくわからない。五代将軍綱吉という説もある」
「小松菜の名づけの親が将軍なんて知らなかったわ」
「ゆえに小松菜と小松さんは関係ない。小松さんは全国の小松地名から出たんだ」
「じゃ小松は小さな松が生えているところね」
「それは当たっている。小さな松は若松ともいうから、小松さんと若松さんは兄弟のような名字だ。松は松竹梅のトップでとにかく縁起がいい。長寿と若さのシンボルだからね。また浜辺なんかの小さな松林も小松といった。そして小松さんは平家とゆかりが深い。長野・奈良・鹿児島県の小松さんには平清盛の子孫だという言い伝えが残っている。清盛の嫡男重盛は小松内大臣と称したからね。その子孫が平家滅亡後、小松さんと名乗ったというんだ。」
名字博士と愛ちゃんが 小松姓について話しています。
「小松さんって、もしかして小松菜の産地に住んでいた人とか?」
「そりゃないよ。小松菜はね、暴れん坊将軍の吉宗が鷹狩りに出かけたとき、農家に立ち寄って昼食を食べさせてくれと言い出した。急なことで困った主人は近くに生えている菜っ葉をすまし汁に入れて恐る恐る差し出したんだ。ところが食べた吉宗は大喜び。このうまい菜の名前はなんだと訊(き)く。主人は近くに生えている雑草なので名前はないと答えると、それは残念、今日からは小松川村(東京都江戸川区小松川)の村名にちなんで小松菜と名づけて売り出せと命じた。これが小松菜誕生のお話。でも、将軍が吉宗だったかどうかはよくわからない。五代将軍綱吉という説もある」