全国名字めぐりの旅 第187回 長野県(6)
全国名字めぐりの旅 第187回 長野県(6)
2024/04/19(金) 08:30
滝沢(瀧澤)さんも長野県に多い。沢とは谷を流れる川のことだが、その川に滝があれば、滝沢である。滝がなくとも崖(がけ)のような岩があれば、やはり滝沢である。
長野県上田市に滝沢地名があり、そこに源三位頼政の子孫という茂綱が住み着いて、滝沢姓を名乗った。一族は県北で広がったため、信玄と対立した越後(新潟県)の上杉謙信に属していた家が多い。家紋は橘と立ち沢瀉(おもだか)をよく使う。
ところで、源三位頼政は第56代清和天皇(850-81)の流れをくむ清和源氏で、同氏の武士としては初めて公家に匹敵する従三位の高位に昇ったことから、源三位と呼ばれた。武勇にすぐれ、天皇の命令で頭が猿、胴が狸、手足が虎、尾が蛇という「鵺(ぬえ)」と呼ばれる怪物を弓で射殺した。和歌もうまく、文武両道に秀でていたが、平家に叛旗をひるがえして討死した。だが、頼政の死は決して無駄ではなかった。これに触発されて全国の源氏が挙兵し、源頼朝の鎌倉幕府が出来上がったからである。
長野県上田市に滝沢地名があり、そこに源三位頼政の子孫という茂綱が住み着いて、滝沢姓を名乗った。一族は県北で広がったため、信玄と対立した越後(新潟県)の上杉謙信に属していた家が多い。家紋は橘と立ち沢瀉(おもだか)をよく使う。
ところで、源三位頼政は第56代清和天皇(850-81)の流れをくむ清和源氏で、同氏の武士としては初めて公家に匹敵する従三位の高位に昇ったことから、源三位と呼ばれた。武勇にすぐれ、天皇の命令で頭が猿、胴が狸、手足が虎、尾が蛇という「鵺(ぬえ)」と呼ばれる怪物を弓で射殺した。和歌もうまく、文武両道に秀でていたが、平家に叛旗をひるがえして討死した。だが、頼政の死は決して無駄ではなかった。これに触発されて全国の源氏が挙兵し、源頼朝の鎌倉幕府が出来上がったからである。
滝沢(瀧澤)さんも長野県に多い。沢とは谷を流れる川のことだが、その川に滝があれば、滝沢である。滝がなくとも崖(がけ)のような岩があれば、やはり滝沢である。
長野県上田市に滝沢地名があり、そこに源三位頼政の子孫という茂綱が住み着いて、滝沢姓を名乗った。一族は県北で広がったため、信玄と対立した越後(新潟県)の上杉謙信に属していた家が多い。家紋は橘と立ち沢瀉(おもだか)をよく使う。
長野県上田市に滝沢地名があり、そこに源三位頼政の子孫という茂綱が住み着いて、滝沢姓を名乗った。一族は県北で広がったため、信玄と対立した越後(新潟県)の上杉謙信に属していた家が多い。家紋は橘と立ち沢瀉(おもだか)をよく使う。
https://mnk-news.net/images/logo.png
名字・名前・家系図/家紋ニュース
《ぱぴぃ》