全国名字めぐりの旅 第136回 群馬県(2)
全国名字めぐりの旅 第136回 群馬県(2)群馬県はかつて上野(こうずけ)国と呼ばれ、俗に上州ともいう。
上州といえば「かかあ天下」のほかに「空(から)っ風」も有名である。
空っ風は赤城おろしともいい、赤城山から吹いてくる冬場の冷たい北風のこと。
この寒風のため上州の女性は肌荒れに悩まされ、「上州女に美人なし」などと悪口もいわれたが、とにかく働き者である。
仕事も家事も人一倍がんばる。
気は強いが、責任感があり、心は優しく、情にもろい。
唯一の欠点は感情が顔に出やすいところだろうか。
活発な女性が多いのは、女性ドライバーが全国一多いことからも分かる。
田村さんは全国にまんべんなくいるが、群馬県にはひときわ多い。
田村さんのルーツといえば坂上田村麻呂が有名である。
田村麻呂は三国志で知られる後漢王朝の霊帝の子孫といわれ、801年に東北の蝦夷(えみし)を討伐して名将と称えられた。
その末裔は田村麻呂の名前にちなんで田村姓を名乗り、江戸時代には一関藩(岩手県一関市)の藩主となった。
家紋は漢方薬として重宝された車前(おおば)草(こ)紋を愛用している。
ほかに前橋市を本拠地とした田村氏もあり、「左三巴」を使う。
群馬県はかつて上野(こうずけ)国と呼ばれ、俗に上州ともいう。
上州といえば「かかあ天下」のほかに「空(から)っ風」も有名である。
空っ風は赤城おろしともいい、赤城山から吹いてくる冬場の冷たい北風のこと。
この寒風のため上州の女性は肌荒れに悩まされ、「上州女に美人なし」などと悪口もいわれたが、とにかく働き者である。
仕事も家事も人一倍がんばる。
気は強いが、責任感があり、心は優しく、情にもろい。
唯一の欠点は感情が顔に出やすいところだろうか。
活発な女性が多いのは、女性ドライバーが全国一多いことからも分かる。