全国名字めぐりの旅 第187回 長野県(2)
全国名字めぐりの旅 第187回 長野県(2)
2024/03/08(金) 08:30
長野県には大きく分けて三つの流れの宮沢さんがいる。
一は上田市前山にある塩野神社の神職だった宮沢家の流れ。この家は第50代桓武天皇(737-806)の流れをくむ桓武平氏の子孫で、鎌倉幕府の執権職を独占した北条氏の一族という。
二は、千曲市栗佐にある栗狭神社の神職を務めた宮沢さんで、第38代天智天皇の重臣藤原鎌足(614-69)の流れをくむ藤原氏の子孫といわれている。家紋は立ち梶の葉を愛用している。
三は、山梨県南アルプス市宮沢から発祥した宮沢さんで、第56代清和天皇(850-81)の流れをくむ清和源氏武田氏族の子孫という。このうち一と三は戦国時代、武田信玄の家臣となり、一の先祖は有名な川中島合戦にも参加した。三の流れは、武田家の滅亡後、長野県に移り住んだといわれている。ほかにも、片喰(かたばみ)を使う家は宇多源氏の子孫という。現在の長野県には、これらの宮沢さんが混在しているわけだ。
ちなみに文字は澤が旧字体で、沢は戦後によく使われるようになった新字体である。戸籍上では○澤と書く家でも、日常生活では簡単な沢を使うことが多い。
一は上田市前山にある塩野神社の神職だった宮沢家の流れ。この家は第50代桓武天皇(737-806)の流れをくむ桓武平氏の子孫で、鎌倉幕府の執権職を独占した北条氏の一族という。
二は、千曲市栗佐にある栗狭神社の神職を務めた宮沢さんで、第38代天智天皇の重臣藤原鎌足(614-69)の流れをくむ藤原氏の子孫といわれている。家紋は立ち梶の葉を愛用している。
三は、山梨県南アルプス市宮沢から発祥した宮沢さんで、第56代清和天皇(850-81)の流れをくむ清和源氏武田氏族の子孫という。このうち一と三は戦国時代、武田信玄の家臣となり、一の先祖は有名な川中島合戦にも参加した。三の流れは、武田家の滅亡後、長野県に移り住んだといわれている。ほかにも、片喰(かたばみ)を使う家は宇多源氏の子孫という。現在の長野県には、これらの宮沢さんが混在しているわけだ。
ちなみに文字は澤が旧字体で、沢は戦後によく使われるようになった新字体である。戸籍上では○澤と書く家でも、日常生活では簡単な沢を使うことが多い。
長野県には大きく分けて三つの流れの宮沢さんがいる。
一は上田市前山にある塩野神社の神職だった宮沢家の流れ。この家は第50代桓武天皇(737-806)の流れをくむ桓武平氏の子孫で、鎌倉幕府の執権職を独占した北条氏の一族という。
二は、千曲市栗佐にある栗狭神社の神職を務めた宮沢さんで、第38代天智天皇の重臣藤原鎌足(614-69)の流れをくむ藤原氏の子孫といわれている。家紋は立ち梶の葉を愛用している。
一は上田市前山にある塩野神社の神職だった宮沢家の流れ。この家は第50代桓武天皇(737-806)の流れをくむ桓武平氏の子孫で、鎌倉幕府の執権職を独占した北条氏の一族という。
二は、千曲市栗佐にある栗狭神社の神職を務めた宮沢さんで、第38代天智天皇の重臣藤原鎌足(614-69)の流れをくむ藤原氏の子孫といわれている。家紋は立ち梶の葉を愛用している。
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《ぱぴぃ》