代表的なルーツ
代表的なルーツ
2020/11/13(金) 08:30
出自(ルーツ)についても書きました。
佐々木さんが宇多源氏で、渡辺さんが嵯峨源氏、小笠原さんが清和源氏、伊藤さんが藤原秀郷(ひでさと)流、斎藤さんが藤原利(とし)仁(ひと)流というようなものです。
紙面の関係で清和源氏と書きましたが、読者の方からは「清和源氏と書かれても、よく判らん!」というお叱(しか)りの声が聞こえてきそうです。
そこで、よく出てくるルーツついて簡単に解説しておきましょう。
清和源氏
第五六代清和天皇(八五〇―八一)の流れをくむ清和源氏のことで、鎌倉幕府を開いた源頼朝、室町幕府の足利尊氏など、源氏といえば清和源氏といわれるほど数多くの武士を出しました。
嵯峨源氏
第五二代嵯峨天皇(七八五―八四二)の流れをくむ嵯峨源氏のことで、代表氏族は渡辺さんです。
宇多源氏
第五九代宇多天皇(八六七―九三一)の流れをくむ宇多源氏のことで、代表氏族は佐々木さんです。
村上源氏
第六二代村上天皇(九二六―六七)の流れをくむ村上源氏のことで、代表氏族は赤松さんです。
桓武平氏(平家)
第五〇代桓武天皇(七三七―八〇六)の流れをくむ桓武平氏のことで、代表氏族は鎌倉幕府の執権北条氏です。
平家といえばこの桓武平氏を指します。
藤原秀郷将軍流
第三八代天智天皇の重臣藤原(ふじわらの)鎌足(かまたり)(六一四―六九)の流れをくむ武家藤原氏で藤原秀郷将軍の子孫です。
藤原秀郷将軍は平将門を討った英雄で下野国(栃木県)を本拠地としていました。
その末裔からは多くの関東武士が出ました。
藤原利仁将軍流
第三八代天智天皇の重臣藤原鎌足(六一四―六九)の流れをくむ武家藤原氏で藤原利仁将軍の子孫です。
藤原利仁将軍は越前国(福井県)を本拠地とした武将で、芥川龍之介の小説『芋粥(いもがゆ)』の主人公です。
藤原南家
第三八代天智天皇の重臣藤原鎌足の嫡孫で藤原南家を興した藤原(ふじわらの)武智(むち)麻呂(まろ)(六八〇-七三七)の子孫です。
代表氏族は工藤さんです。
橘氏
第三〇代敏達天皇(五三八―八五)の流れをくむ橘(たちばな)氏のことで、代表氏族は南朝の忠臣楠木正成です。
源氏、平氏、藤原氏、橘氏を日本の四大姓といい、源平藤橘といいます。
ほかには次のような氏族が有名です。
菅原氏
天皇家の祖先神でもある天(あま)照(てらす)大神(おおみかみ)の流れをくむ学問の神様菅原道真(八四五―九〇三)の子孫や一族です。
道真が梅の木を愛したことから菅原氏の子孫は梅鉢(うめばち)紋と梅花紋を好んで使いました。
小野氏
第五代孝昭天皇の流れをくむ小野氏の子孫です。
絶世の美人といわれた小野小町が有名です。
安倍氏
第八代孝元天皇の流れをくむといわれている古代の名族安倍(あべ)氏の子孫です。
奥州(東北)の覇者(はしゃ)といわれた安倍一族が有名です。
大江氏
第五〇代桓武天皇(七三七―八〇六)の母方の祖父土師(はに)氏の流れをくむ大江(おおえ)です。
代表氏族には戦国大名の毛利元就(もうりもとなり)がいます。
ルーツと一緒にその系統の家がよく使う家紋を書いている場合があります。
あなたの家がもしもその家紋を使っていれば、その系統の子孫である可能性が高まります。
家紋は代表的なものだけで、ほかの家紋を使っていることもあります。
読み方は代表的なものだけを載せました。
ほかにも読み方があります。
「ウチは違う読み方をしている!」という家は、なぜそういう読み方をしているのかを調べると面白いですね。
家の秘密が解き明かされるヒントになるでしょうか。
佐々木さんが宇多源氏で、渡辺さんが嵯峨源氏、小笠原さんが清和源氏、伊藤さんが藤原秀郷(ひでさと)流、斎藤さんが藤原利(とし)仁(ひと)流というようなものです。
紙面の関係で清和源氏と書きましたが、読者の方からは「清和源氏と書かれても、よく判らん!」というお叱(しか)りの声が聞こえてきそうです。
そこで、よく出てくるルーツついて簡単に解説しておきましょう。
清和源氏
第五六代清和天皇(八五〇―八一)の流れをくむ清和源氏のことで、鎌倉幕府を開いた源頼朝、室町幕府の足利尊氏など、源氏といえば清和源氏といわれるほど数多くの武士を出しました。
嵯峨源氏
第五二代嵯峨天皇(七八五―八四二)の流れをくむ嵯峨源氏のことで、代表氏族は渡辺さんです。
宇多源氏
第五九代宇多天皇(八六七―九三一)の流れをくむ宇多源氏のことで、代表氏族は佐々木さんです。
村上源氏
第六二代村上天皇(九二六―六七)の流れをくむ村上源氏のことで、代表氏族は赤松さんです。
桓武平氏(平家)
第五〇代桓武天皇(七三七―八〇六)の流れをくむ桓武平氏のことで、代表氏族は鎌倉幕府の執権北条氏です。
平家といえばこの桓武平氏を指します。
藤原秀郷将軍流
第三八代天智天皇の重臣藤原(ふじわらの)鎌足(かまたり)(六一四―六九)の流れをくむ武家藤原氏で藤原秀郷将軍の子孫です。
藤原秀郷将軍は平将門を討った英雄で下野国(栃木県)を本拠地としていました。
その末裔からは多くの関東武士が出ました。
藤原利仁将軍流
第三八代天智天皇の重臣藤原鎌足(六一四―六九)の流れをくむ武家藤原氏で藤原利仁将軍の子孫です。
藤原利仁将軍は越前国(福井県)を本拠地とした武将で、芥川龍之介の小説『芋粥(いもがゆ)』の主人公です。
藤原南家
第三八代天智天皇の重臣藤原鎌足の嫡孫で藤原南家を興した藤原(ふじわらの)武智(むち)麻呂(まろ)(六八〇-七三七)の子孫です。
代表氏族は工藤さんです。
橘氏
第三〇代敏達天皇(五三八―八五)の流れをくむ橘(たちばな)氏のことで、代表氏族は南朝の忠臣楠木正成です。
源氏、平氏、藤原氏、橘氏を日本の四大姓といい、源平藤橘といいます。
ほかには次のような氏族が有名です。
菅原氏
天皇家の祖先神でもある天(あま)照(てらす)大神(おおみかみ)の流れをくむ学問の神様菅原道真(八四五―九〇三)の子孫や一族です。
道真が梅の木を愛したことから菅原氏の子孫は梅鉢(うめばち)紋と梅花紋を好んで使いました。
小野氏
第五代孝昭天皇の流れをくむ小野氏の子孫です。
絶世の美人といわれた小野小町が有名です。
安倍氏
第八代孝元天皇の流れをくむといわれている古代の名族安倍(あべ)氏の子孫です。
奥州(東北)の覇者(はしゃ)といわれた安倍一族が有名です。
大江氏
第五〇代桓武天皇(七三七―八〇六)の母方の祖父土師(はに)氏の流れをくむ大江(おおえ)です。
代表氏族には戦国大名の毛利元就(もうりもとなり)がいます。
ルーツと一緒にその系統の家がよく使う家紋を書いている場合があります。
あなたの家がもしもその家紋を使っていれば、その系統の子孫である可能性が高まります。
家紋は代表的なものだけで、ほかの家紋を使っていることもあります。
読み方は代表的なものだけを載せました。
ほかにも読み方があります。
「ウチは違う読み方をしている!」という家は、なぜそういう読み方をしているのかを調べると面白いですね。
家の秘密が解き明かされるヒントになるでしょうか。
出自(ルーツ)についても書きました。
佐々木さんが宇多源氏で、渡辺さんが嵯峨源氏、小笠原さんが清和源氏、伊藤さんが藤原秀郷(ひでさと)流、斎藤さんが藤原利(とし)仁(ひと)流というようなものです。
紙面の関係で清和源氏と書きましたが、読者の方からは「清和源氏と書かれても、よく判らん!」というお叱(しか)りの声が聞こえてきそうです。
そこで、よく出てくるルーツついて簡単に解説しておきましょう。
清和源氏
第五六代清和天皇(八五〇―八一)の流れをくむ清和源氏のことで、鎌倉幕府を開いた源頼朝、室町幕府の足利尊氏など、源氏といえば清和源氏といわれるほど数多くの武士を出しました。
嵯峨源氏
第五二代嵯峨天皇(七八五―八四二)の流れをくむ嵯峨源氏のことで、代表氏族は渡辺さんです。
宇多源氏
第五九代宇多天皇(八六七―九三一)の流れをくむ宇多源氏のことで、代表氏族は佐々木さんです。
村上源氏
第六二代村上天皇(九二六―六七)の流れをくむ村上源氏のことで、代表氏族は赤松さんです。
桓武平氏(平家)
第五〇代桓武天皇(七三七―八〇六)の流れをくむ桓武平氏のことで、代表氏族は鎌倉幕府の執権北条氏です。
平家といえばこの桓武平氏を指します。
藤原秀郷将軍流
第三八代天智天皇の重臣藤原(ふじわらの)鎌足(かまたり)(六一四―六九)の流れをくむ武家藤原氏で藤原秀郷将軍の子孫です。
藤原秀郷将軍は平将門を討った英雄で下野国(栃木県)を本拠地としていました。
その末裔からは多くの関東武士が出ました。
藤原利仁将軍流
第三八代天智天皇の重臣藤原鎌足(六一四―六九)の流れをくむ武家藤原氏で藤原利仁将軍の子孫です。
藤原利仁将軍は越前国(福井県)を本拠地とした武将で、芥川龍之介の小説『芋粥(いもがゆ)』の主人公です。
藤原南家
第三八代天智天皇の重臣藤原鎌足の嫡孫で藤原南家を興した藤原(ふじわらの)武智(むち)麻呂(まろ)(六八〇-七三七)の子孫です。
代表氏族は工藤さんです。
橘氏
第三〇代敏達天皇(五三八―八五)の流れをくむ橘(たちばな)氏のことで、代表氏族は南朝の忠臣楠木正成です。
源氏、平氏、藤原氏、橘氏を日本の四大姓といい、源平藤橘といいます。
ほかには次のような氏族が有名です。
菅原氏
天皇家の祖先神でもある天(あま)照(てらす)大神(おおみかみ)の流れをくむ学問の神様菅原道真(八四五―九〇三)の子孫や一族です。
道真が梅の木を愛したことから菅原氏の子孫は梅鉢(うめばち)紋と梅花紋を好んで使いました。
小野氏
第五代孝昭天皇の流れをくむ小野氏の子孫です。
絶世の美人といわれた小野小町が有名です。
安倍氏
第八代孝元天皇の流れをくむといわれている古代の名族安倍(あべ)氏の子孫です。
奥州(東北)の覇者(はしゃ)といわれた安倍一族が有名です。
大江氏
第五〇代桓武天皇(七三七―八〇六)の母方の祖父土師(はに)氏の流れをくむ大江(おおえ)です。
代表氏族には戦国大名の毛利元就(もうりもとなり)がいます。
ルーツと一緒にその系統の家がよく使う家紋を書いている場合があります。
あなたの家がもしもその家紋を使っていれば、その系統の子孫である可能性が高まります。
家紋は代表的なものだけで、ほかの家紋を使っていることもあります。
読み方は代表的なものだけを載せました。
ほかにも読み方があります。
「ウチは違う読み方をしている!」という家は、なぜそういう読み方をしているのかを調べると面白いですね。
家の秘密が解き明かされるヒントになるでしょうか。
佐々木さんが宇多源氏で、渡辺さんが嵯峨源氏、小笠原さんが清和源氏、伊藤さんが藤原秀郷(ひでさと)流、斎藤さんが藤原利(とし)仁(ひと)流というようなものです。
紙面の関係で清和源氏と書きましたが、読者の方からは「清和源氏と書かれても、よく判らん!」というお叱(しか)りの声が聞こえてきそうです。
そこで、よく出てくるルーツついて簡単に解説しておきましょう。
清和源氏
第五六代清和天皇(八五〇―八一)の流れをくむ清和源氏のことで、鎌倉幕府を開いた源頼朝、室町幕府の足利尊氏など、源氏といえば清和源氏といわれるほど数多くの武士を出しました。
嵯峨源氏
第五二代嵯峨天皇(七八五―八四二)の流れをくむ嵯峨源氏のことで、代表氏族は渡辺さんです。
宇多源氏
第五九代宇多天皇(八六七―九三一)の流れをくむ宇多源氏のことで、代表氏族は佐々木さんです。
村上源氏
第六二代村上天皇(九二六―六七)の流れをくむ村上源氏のことで、代表氏族は赤松さんです。
桓武平氏(平家)
第五〇代桓武天皇(七三七―八〇六)の流れをくむ桓武平氏のことで、代表氏族は鎌倉幕府の執権北条氏です。
平家といえばこの桓武平氏を指します。
藤原秀郷将軍流
第三八代天智天皇の重臣藤原(ふじわらの)鎌足(かまたり)(六一四―六九)の流れをくむ武家藤原氏で藤原秀郷将軍の子孫です。
藤原秀郷将軍は平将門を討った英雄で下野国(栃木県)を本拠地としていました。
その末裔からは多くの関東武士が出ました。
藤原利仁将軍流
第三八代天智天皇の重臣藤原鎌足(六一四―六九)の流れをくむ武家藤原氏で藤原利仁将軍の子孫です。
藤原利仁将軍は越前国(福井県)を本拠地とした武将で、芥川龍之介の小説『芋粥(いもがゆ)』の主人公です。
藤原南家
第三八代天智天皇の重臣藤原鎌足の嫡孫で藤原南家を興した藤原(ふじわらの)武智(むち)麻呂(まろ)(六八〇-七三七)の子孫です。
代表氏族は工藤さんです。
橘氏
第三〇代敏達天皇(五三八―八五)の流れをくむ橘(たちばな)氏のことで、代表氏族は南朝の忠臣楠木正成です。
源氏、平氏、藤原氏、橘氏を日本の四大姓といい、源平藤橘といいます。
ほかには次のような氏族が有名です。
菅原氏
天皇家の祖先神でもある天(あま)照(てらす)大神(おおみかみ)の流れをくむ学問の神様菅原道真(八四五―九〇三)の子孫や一族です。
道真が梅の木を愛したことから菅原氏の子孫は梅鉢(うめばち)紋と梅花紋を好んで使いました。
小野氏
第五代孝昭天皇の流れをくむ小野氏の子孫です。
絶世の美人といわれた小野小町が有名です。
安倍氏
第八代孝元天皇の流れをくむといわれている古代の名族安倍(あべ)氏の子孫です。
奥州(東北)の覇者(はしゃ)といわれた安倍一族が有名です。
大江氏
第五〇代桓武天皇(七三七―八〇六)の母方の祖父土師(はに)氏の流れをくむ大江(おおえ)です。
代表氏族には戦国大名の毛利元就(もうりもとなり)がいます。
ルーツと一緒にその系統の家がよく使う家紋を書いている場合があります。
あなたの家がもしもその家紋を使っていれば、その系統の子孫である可能性が高まります。
家紋は代表的なものだけで、ほかの家紋を使っていることもあります。
読み方は代表的なものだけを載せました。
ほかにも読み方があります。
「ウチは違う読み方をしている!」という家は、なぜそういう読み方をしているのかを調べると面白いですね。
家の秘密が解き明かされるヒントになるでしょうか。
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