全国名字めぐりの旅 第158回 千葉県(6)
全国名字めぐりの旅 第158回 千葉県(6)千葉県には長島さんが多い。
千葉県出身の長島さんといえば、言わずと知れたミスター長嶋茂雄さんだ。
佐倉市の出身で、父親は旧臼井町の助役を務める名士だった。
家紋は丸に違い鷹の羽。
大空を悠然と飛ぶ鷹の武勇にあやかった家紋だが、鳥のような華麗なプレーでファンを魅了した長嶋さんにふさわしい家紋だろう。
ルーツは第50代桓武天皇(737-806)の流れをくむ桓武平氏という。
ところで、「ながしま」という名字は地名から出ている。
その母体となった「ながしま」とはどういう場所かというと、「しま」は水中に浮かぶ島のことではなく、特定の地域を指す「しま」、縄張りのことだ。
昔の人は長く延びた土地を「ながしま」と言った。
そういう土地から「ながしま」地名が生まれ、その地に住み着いた家が「ながしま」と名乗ったのだ。
では、島と嶋の違いは何だろう。
これは異体字である。
異体字とは意味が同じで書き方が異なる文字のことをいい、島の異体字には嶋や嶌がある。
どちらもルーツは長島さんと全く同じ。
関東には藤原秀郷将軍の子孫という長島さんもいて、左三つ巴を好んで使う。
千葉県には長島さんが多い。
千葉県出身の長島さんといえば、言わずと知れたミスター長嶋茂雄さんだ。
佐倉市の出身で、父親は旧臼井町の助役を務める名士だった。
家紋は丸に違い鷹の羽。
大空を悠然と飛ぶ鷹の武勇にあやかった家紋だが、鳥のような華麗なプレーでファンを魅了した長嶋さんにふさわしい家紋だろう。
ルーツは第50代桓武天皇(737-806)の流れをくむ桓武平氏という。