日本の紙幣に肖像が描かれた偉人の珍しいレア名字ランキング
日本の紙幣に肖像が描かれた偉人の珍しいレア名字ランキング明日7月3日より、新紙幣が発行されます。
「日本の紙幣に肖像が描かれた偉人の珍しいレア名字ランキング」の第1位は、『武士道』の著者としても知られる教育家「新渡戸 稲造(にとべ いなぞう)」の名字である「新渡戸」。1984年から発行されていた五千円札に描かれていました。「新渡戸」姓は現・岩手県にあたる陸中国の豪族などに由来する名字です。全国人数はおよそ210人、発祥地のひとつである岩手県が全国人数最多でおよそ60人(約29%)。「新渡戸 稲造」も現在の岩手県のご出身です。第2位は、破傷風の血清療法確立や、ペスト菌の発見などの功績から「近代日本医学の父」とも呼ばれる細菌学者「北里 柴三郎(きたさと しばさぶろう)」。明日より発行される新千円札の肖像に選ばれています。「北里 柴三郎」の出身地である肥後国阿蘇郡北里村(現在の熊本県)にルーツを持ちます。「北里」さんは全国におよそ2,700人見られ、熊本県に最多の1,100人(約41%)みられます。大河ドラマ『青天を衝け』では主人公として描かれた実業家「渋沢 栄一(しぶさわ えいいち)」の名字「渋沢」が第3位。第2位「北里 柴三郎」と同じく明日発行の新紙幣の肖像に採用されました(一万円札)。全国人数はおよそ5,900人。埼玉、群馬、東京など関東圏に多く見られ、埼玉県(「渋沢 栄一」の出身地)にはおよそ1,900人(約32%)みられ全国最多となります。
第4位に、奈良末期~平安初期の貴族「和気 清麻呂(わけのきよまろ)」。かつて発行されていた十円札に描かれていました。「和気」は古代日本の姓(かばね)で、「和気氏」の居住地などが由来で付けられたとされています。全国人数最多は栃木県のおよそ1,900人(約25%)。「和気 清麻呂」の出身地とされる岡山県には、およそ870人(約11%)見られ、栃木に続き2番目に「和気」姓が多い都道府県となります。第10位に、かつては全国各地の小学校に像が建てられていた江戸時代の農政家「二宮 尊徳(にのみや そんとく)」の「二宮」姓。全国人数はおよそ43,000人。全国の神社(二宮)があった場所に由来するとされ、「二宮」姓ルーツは全国各地にあるとされています。中でも「二宮 尊徳」は伊豆国の名族の伊東氏族の出だそうです。全国人数はおよそ43,300人、愛媛県におよそ7,900人見られ全国最多です。「北里 柴三郎」「渋沢 栄一」と共に新紙幣の肖像として採用された、日本女子教育の先駆者「津田 梅子(つだ うめこ)」の名字「津田」は第11位にランクイン。「津田」さんの全国人数はおよそ73,300人。大阪府に最も多く見られおよそ10,000人(約14%)。今回の調査で最も多い名字は第20代内閣総理大臣「高橋 是清(たかはし これきよ)」の名字「高橋」でした。「高橋 是清」が描かれた五十円紙幣は、五十円硬貨の登場により僅か4年ほどで製造が終了したレアな紙幣としても有名です。「高橋」さんの全国人数はおよそ1,333,000人、日本で3番目に多い名字です。
偽造防止の観点などから度々新規発行されてきたお札。日本の紙幣が新しく発行されるのは2004年以来、20年ぶりの出来事です。新紙幣に描かれている人物や、今までの紙幣に描かれている人物について調べてみてはいかがでしょうか。名字の詳細については、名字検索No.1サイト「名字由来net(Web)(https://myoji-yurai.net/rareNameRanking.htm?rareNameKind=bill)」をご覧ください。
※上記データは月間1,000万アクセスの「名字由来net」アプリと「名字由来net(Web)」の名字データベースから、日本の紙幣に肖像が描かれた人物の名字を抽出(参考サイト:日本銀行)。人物の名前の表記は日本銀行ウェブサイトを参照(肖像画でない人物「紫式部」「楠木正成」、名字ではない人物「神功皇后」、名称が通称の人物「聖徳太子」「日本武尊」を除く)し、政府調査系機関や電話帳データをもとに、実世帯が確認できる名字のみを集計しました。当会の厳選なる審査を経て、全国人数が少ない順に抽出。全国人数は四捨五入で算出しております。今回調査で第574回目(前回は「2024年赤ちゃん名づけ上半期トレンドアクセスランキングベスト100」を発表)。
明日7月3日より、新紙幣が発行されます。
「日本の紙幣に肖像が描かれた偉人の珍しいレア名字ランキング」の第1位は、『武士道』の著者としても知られる教育家「新渡戸 稲造(にとべ いなぞう)」の名字である「新渡戸」。1984年から発行されていた五千円札に描かれていました。「新渡戸」姓は現・岩手県にあたる陸中国の豪族などに由来する名字です。全国人数はおよそ210人、発祥地のひとつである岩手県が全国人数最多でおよそ60人(約29%)。「新渡戸 稲造」も現在の岩手県のご出身です。第2位は、破傷風の血清療法確立や、ペスト菌の発見などの功績から「近代日本医学の父」とも呼ばれる細菌学者「北里 柴三郎(きたさと しばさぶろう)」。明日より発行される新千円札の肖像に選ばれています。「北里 柴三郎」の出身地である肥後国阿蘇郡北里村(現在の熊本県)にルーツを持ちます。「北里」さんは全国におよそ2,700人見られ、熊本県に最多の1,100人(約41%)みられます。大河ドラマ『青天を衝け』では主人公として描かれた実業家「渋沢 栄一(しぶさわ えいいち)」の名字「渋沢」が第3位。第2位「北里 柴三郎」と同じく明日発行の新紙幣の肖像に採用されました(一万円札)。全国人数はおよそ5,900人。埼玉、群馬、東京など関東圏に多く見られ、埼玉県(「渋沢 栄一」の出身地)にはおよそ1,900人(約32%)みられ全国最多となります。