全国名字めぐりの旅 第135回 群馬県(1)
全国名字めぐりの旅 第135回 群馬県(1)群馬県といえば「かかあ天下」が有名である。
群馬県では富岡製糸場が世界遺産になったことでも分かる通り、昔から養蚕(ようさん)が盛んだった。
養蚕のためには、蚕(かいこ)を育て、糸をつむがなければならず、すべて妻の仕事である。
その収入は、農作業をしていた夫よりも多かったという。
経済力を持っていた妻の発言力は強く、夫は尻に敷かれていた。
ところで群馬県には中島さんが多い。
群馬県などの東日本では「なかじま」というが、西日本では「なかしま」と濁らない。
山崎などの「○崎」姓も同じで、西日本では「さき」と濁らない。
このことを知っていると、濁るか濁らないかで出身地が分かる。
群馬県の中島さんのうち「蔦」「片喰(かたばみ)」「左・右三つ巴」などを使う家は第38代天智天皇の重臣藤原鎌足(614-69)の流れをくむ藤原秀郷将軍の子孫である。
九州には中国の皇帝の子孫という中島さんもいる。
群馬県といえば「かかあ天下」が有名である。
群馬県では富岡製糸場が世界遺産になったことでも分かる通り、昔から養蚕(ようさん)が盛んだった。
養蚕のためには、蚕(かいこ)を育て、糸をつむがなければならず、すべて妻の仕事である。
その収入は、農作業をしていた夫よりも多かったという。
経済力を持っていた妻の発言力は強く、夫は尻に敷かれていた。