日本国内空港の名字ランキングベスト３０

今年もゴールデンウィークが近づいてまいりました。

「日本国内空港の名字ランキングベスト３０」において、第１位に輝いたのは「山口宇部空港」に含まれる「山口（やまぐち）」さん。全国人数はおよそ６３５，０００人。日本で１４番目に多い名字です。山口県所在する「山口宇部空港」では、３月１８日より「空の御朱印」として「御翔印（ごしょういん）」と「御翔印帳（ごしょういんちょう）」の販売が開始されます。また、昨年７月より開催されている「山口宇部空港×EVANGELION（エヴァンゲリオン）」のイベントが好評のため、期間を延長して展示されています。「山口宇部空港」には、もうひとつ名字が含まれております。今回はランク外の第４５位となりました「宇部（うべ）」さん、全国人数はおよそ１，３００人です。第２位は、「松本空港」から「松本（まつもと）」さん。全国人数がおよそ６１９，０００人。「山口」姓に続いて、日本で１５番目に多い名字が、第２位にランクインしました。「松本空港」は、日本の空港の中で最も標高の高い場所に存在していることで有名です。また、日本で唯一、内陸県に位置する空港でもあります。第３位には、「宮崎空港」の「宮崎（みやざき）」さんがランクイン。全国人数はおよそ２３４，０００人。２０２２年の定時出発率が最も高く、世界各地の小規模空港として世界第１位を獲得しました。

日本の空の玄関口とされている「成田国際空港」は第８位にランクインしました。「成田（なりた）」さんは、全国におよそ１０４，０００人。「成田空港」が所在している、現千葉県北部である下総国埴生郡成田村が、名字のルーツのひとつとされています。第１６位には、「羽田空港（東京国際空港）」の「羽田（はだ）」さん。全国人数はおよそ２４，８００人。日本最大の空港であり、乗降客数も日本一の空港です。正式名の「東京国際空港」から、「東京（とうきょう）」さんは第７７位で、全国人数およそ１０人の珍しいレア名字です。第２５位に、「伊丹空港（大阪国際空港）」の「伊丹（いたみ）」さん。全国人数はおよそ９，５００人。「大阪国際空港」のある大阪府北部と兵庫県の一部である摂津国河辺郡伊丹庄が名字の起源ともされています。正式名に含まれる「大阪（おおさか）」さんは、全国人数およそ１，２００人で、第４８位でした。

２４の都道府県の空港が３０位内にランクインしました。ゴールデンウィークには、国内空港を利用する方も多いはず。出発までの待ち時間などに、空港名と名字の関係に目を向けてみると、楽しいひと時がおくれるかもしれません。今回ランクインした名字の詳細については、名字検索Ｎｏ.１サイト「名字由来ｎｅｔ（Ｗｅｂ）（https://myoji-yurai.net/rareNameRanking.htm?rareNameKind=airport2023）」をご覧ください。

※上記データは月間１,０００万アクセスの「名字由来ｎｅｔ」アプリと「名字由来ｎｅｔ（Ｗｅｂ）」の名字データベースから政府調査系機関や電話帳データをもとに当会の厳選なる審査により、空港名にまつわる名字で実世帯が確認できる名字のみを集計しました。名字由来ｎｅｔに該当のない１９件は除く（稚内、釧路、帯広、利尻、礼文、奥尻、中標津、紋別、女満別、上五島、奄美、喜界、徳之島、沖永良部、与論、慶良間、南紀、調布、札幌)。三宅島・久米島空港は島を除き、東京国際空港は東京と通称名の羽田、大阪国際空港は大阪と通称名の伊丹、山口宇部は山口と宇部、新石垣は石垣、南紀白浜は南紀と白浜、大館能代は大館と能代、北大東・南大東は大東としてカウントしました。全国人数は四捨五入で算出し、多い順にランキングを作成。今回調査で第５１２回目（前回は「２０２３年桜にまつわる名前ランキングベスト３０」を発表）。