２０１６年桜にまつわる名前ランキングベスト３０

２０１６年の桜開花予想では、今週末にも日本各地で桜が見られるようです。

「２０１６年桜にまつわる名前ランキングベスト３０」の第１位は「咲花（さくら）」ちゃん。
「咲花」ちゃんは、昨年発表の「２０１５年桜にまつわる名前ランキングベスト３０（http://namae-yurai.net/rareNameCherryBlossoms2015.htm）」では４位でしたが今年堂々の１位となりました。
２位は昨年１位だった「桜愛（さくら）」ちゃん、３位は「咲来（さくら）」ちゃん、４位は「咲空（さくら）」ちゃんとなりました。
今年の１位～４位でみられる人気の「赤ちゃん名づけ」の傾向としては、「桜」という文字を単純に使うのではなく「咲く」という前向きなイメージの文字に「花」「来」「空」といった「開ける」「前向き」「明るい」イメージの漢字をあて「さくら」と読ませる名前が人気となったようです。
「桜」という漢字を使用せずに「さくら」と読ませる名前は、３０位の中に６件（２０％）であるものの、上位４位の中に３つ（７５％）ランクインしていて、２０１６年のトレンドであり、特徴と呼べます。

「桜」にまつわる名前は、通年、女の子の名前が多い傾向にありますが、今年は、２０位「桜輝（おうき）」くん、２２位「桜大（さくと）」くんと、男の子の名前が、ランクインしてまいりました。
１２位の「桜（さくら）」ちゃんも、男の子でも名づけられており、昨今の男女機会均等の世情を反映しているのか「赤ちゃん名づけ」でも男女の垣根なく、「桜」といった春をイメージする文字が、人気である傾向が見て取れます。



「みんなの名前の由来」を参照すると、「４月産まれ」という季節以外の理由で、【桜の花のように皆に愛され美しく育って欲しい】というユーザー様の名づけに対する動機や想いが、２位の「桜愛」ちゃん、５位「愛桜」ちゃん、１０位「桜乃」ちゃん、１５位「小桜」ちゃん、といった名前にみられました。
日本人の「桜」のイメージの名前が「皆に愛される」という印象や希望をもたせていることがわかります。
日本人にとって「桜の季節」や「桜の木、花」が、文化やイメージのみならず「赤ちゃん名づけ」の世界にも、好印象で大きな影響を与えていることがわかる調査結果となりました。

※月間３００万アクセスの「無料 赤ちゃん名づけ」アプリと「無料赤ちゃん名づけ（Web）」において、「桜」、「櫻」の漢字を含む名前または、「さくら」の読みが登録されている名前でアクセス数の多い順にランキングを作成いたしました（集計期間２０１５年２月１日～２０１６年１月３１日 集計日３月１４日）。
昨年度の「桜にまつわる名前ランキング」より「心桜」ちゃんは殿堂入り。
今回調査で第１４９回目。
（前回は「全国・都道府県別名字ランキングベスト４５００」）。