２０１８年上半期名字トレンドランキングベスト１００

「２０１８年上半期名字トレンドランキングベスト１００（https://myoji-yurai.net/halfYearAccessRanking.htm）」の第１位に輝いたのは、「佐藤（さとう）」さんでした。昨年はトップの座から降り２位でしたが、なんと今年度は第１位に返り咲きました。一方で「２０１７年上半期名字トレンドランキングベスト１００(https://myoji-yurai.net/halfYearAccessRanking.htm?rankingId=7)」にて昨年上半期１位だった「八月一日（ほずみ）」さんは第１１位と大幅にダウンしています。第２位は「鈴木（すずき）」さん、第３位に「田中（たなか）」さん、第４位には「高橋（たかはし）」さんと、全国人数の多い四名字がベスト４を決めています。

しかし、いま注目の名字として「名字由来net」の「月間アクセスランキング（７月３日時点）」で第２位に入り、ホットワード改め『ホット名字』となっているのが「邊土名（へんとな）」さんです。全国人数およそ１０人のレア名字でありながら、上昇した理由のひとつに、先月結婚を発表された「DA PUMP」の「ＩＳＳＡ」さんの本名が影響しています。沖縄県の国頭郡国頭村に地名がみられる名字で、山腹の平地や北辺の地を意味するとされています。今回の上半期ではランク外でしたが、次回のランキングでは上位に入る可能性があります。続いて今年注目され急上昇したのは、平昌オリンピックで金メダルをとり最年少で国民栄誉賞を受賞した「羽生結弦」さんの「羽生（はにゅう）」さん。全国人数およそ９，７００人の名字で、５０位にランクインしました。他には、第１４位「青天目（なばため）」さん。昨年の上半期NHKの連続テレビ小説
『ひよっこ』「松本穂香」さん演じる個性的なキャラクター「青天目澄子」が話題となった結果です。昨年の放送時のランキングでは第６１位だったもののじわじわと順位を上げ今年の上半期にて３０位以内にランクインしました。全国人数およそ３３０人、福島県におよそ１６０人の青天目さんがみられます。「青天目澄子」は福島県出身の設定であり、名字も大事な物語の要素の一つとしてキャラクターをつくられていることが分かります。第２７位「橋本（はしもと）」さんには人気作品『銀魂』などに出演している「橋本環奈」さんがいらっしゃいます。米誌タイムより『インターネット上で最も影響力のある２５人』に選ばれた「渡辺直美」さんの「渡辺（わたなべ）」さんは第２８位。この結果を見ても話題性が高い有名人の名字がランキングに強く反映されていることがわかります。

今回の結果では、全国人数が１，０００人に満たないレア名字の３０位以内ランクインは３０％（９件）。珍しいレア名字には毎年注目が集まっているものの、世間で活躍し注目を浴びた有名人の影響が、今年も色濃く反映された結果といえます。実際、ワールドカップが行われている現在の日別ランキングでは、大会で活躍した選手の名字の中でも、比較的珍しい「乾（いぬい）」選手や「昌子（しょうじ）」選手の名字が上位にランクインしています（参考：ワールドカップ ロシア大会 サッカー日本A代表レア名字ランキングhttps://myoji-yurai.net/rareNameWorldCup2018.htm）。世間が気になる名字は常に流動的です。次はどういった名字が注目され、上位に入ってくるでしょうか。「２０１８年上半期名字トレンドランキングベスト１００」にランクインした名字の詳細については、名字
検索No.1サイト「名字由来net（Ｗｅｂ）（https://myoji-yurai.net/halfYearAccessRanking.htm）」をご覧ください。

※上記データは月間７００万アクセスの「名字由来net」アプリと「名字由来net（Web）」の名字データベースから、政府調査系機関や電話帳データをもとに、２０１８年上半期にアクセスや検索数の多かった名字の中から実世帯が確認できるもののみを集計いたしました（集計期間２０１８年１月１日～２０１８年６月３０日　集計日２０１８年７月２日。総アクセス数 :６７，２３４，８４１件）。当会の厳選なる審査により「２０１８年上半期名字トレンドランキングベスト１００」を抽出。全国人数は四捨五入で算出しました。今回調査で第２６５回目（前回は「家紋ニュース 本能寺の変」」を発表）。