石のつく名字ランキングベスト３０

「石のつく名字ランキングベスト３０」の第1 位は、「龍石堂（りゅうせきどう）」さんでした。
全国におよそ１０人という珍しい名字で、埼玉県にみられます。
２位の「車石（くるまいし）」さん、３位の「苔石（こけいし）」さんも全国におよそ１０人の希少姓です。
６位の「半が石（はんがいし）」さんは、名字にひらがなを含むとても珍しい名字です。
また、７位にはこちらもとても珍しい４文字姓の「石之久保（いしのくぼ）」さんがランクインしています。
９位の「火打石（ひうちいし）」さんのルーツは三重県度会町にあるといわれています。
この地域は、火打石の産地であり、現在でも三重県度会郡度会町火打石という地名があります。
１９位の「津軽石（つがるいし）」さんのルーツは、現在の岩手県である陸中国閉伊郡津軽石邑とされています。
岩手県宮古市には津軽石という地名が今も残っています。
漢字一文字の「石（いし）」さんは３０位でした。
現島根県である出雲がルーツであるという説があります。





今回のランキングには、有名人がいる名字も含まれています。
「明石家さんま」さんが有名な「明石家（あかしや）」さんは１０位でした。
「明石家さんま」さんは本名ではないものの、全国にはおよそ２０人の「明石家」さんがみられます。
２０位には、女優の「吹石一恵」さんが有名な「吹石（ふきいし）」さんがランクインしています。
２７位は「石破（いしば）」さん。
地方創生担当内閣府特命担当大臣を務める「石破茂」さんがいらっしゃいます。
「石破」姓は鳥取県八頭郡が発祥といわれており、実際に「石破」氏は鳥取県八頭郡の出身です。

ちなみに、石のつく名字で人数が多いのは、「石川」さん（およそ４３４，０００人）、「石井」さん（およそ３７６，０００人）、「石田」さん（およそ２７８，０００人）でした。
同じ読みであっても「石多(いしだ)」さんはおよそ８０人、「石伊（いしい）」さんはおよそ１００人の珍しい名字となります。



※上記データは月間４００万アクセスの「名字由来net」アプリと「名字由来net（Web）」のデータベースから、電話帳データをもとに、実世帯が確認できるもののみを集計しました。
その中で「石」のつく名字をランキングの対象とし、人数の少ない順に抽出しています。
人数が同じ名字は全国順位から算出しています。
今回の調査で第８３回目（前回は「県名にもある『千葉』さんの都道府県別名字ランキング」を発表）。