全国名字めぐりの旅 第155回 千葉県(3)
全国名字めぐりの旅 第155回 千葉県(3)千葉県の県民性は南北で異なるといったが、共通する男性の性格は、甘えん坊が多いこと。
そのため姉御肌の女性にほれやすい。
それでいて気も多いから、晩婚傾向にある。
女性は温和な気候のせいか、おおらかで明るい人が多い。
そのうえ、どことなく抜けているところがあるので愛きょうもある。
男女共に道産子とは相性が非常に良いといわれている。
そんな千葉県に多いのが小川さんだ。
小川という名字は地名から発祥したが、小川というと小さな川を思い浮かべるだろう。
ところが、地名や名字の大小は広さを表していないことが多い。
歌で有名な真言宗の大原三千院は京都市左京区大原にあるが、この大原は記録をさかのぼると小原とも書かれている。
面積が広いから大原、狭いから小原というわけではないのだ。
元々は神聖な原野という意味の御原(おはら)。
しかし御を使うのは恐れ多いということで、大原と書いたり、小原と記したりしたのだ。
ゆえに小がつく名字のみなさん。
今日からは、みなさんの小は大の反対語ではなく、御の変化だと思っていただきたい。
千葉県の小川さんは立ち沢瀉(おもだか)や珍しい蔓(つる)柏(かしわ)を使う。
千葉県の県民性は南北で異なるといったが、共通する男性の性格は、甘えん坊が多いこと。
そのため姉御肌の女性にほれやすい。
それでいて気も多いから、晩婚傾向にある。
女性は温和な気候のせいか、おおらかで明るい人が多い。
そのうえ、どことなく抜けているところがあるので愛きょうもある。
男女共に道産子とは相性が非常に良いといわれている。
そんな千葉県に多いのが小川さんだ。