２０２４年ユーザーが選んだベスト・オブ・名字

２月１３日は、苗字制定記念日です。

「２０２４年ユーザーが選んだベスト・オブ・名字」第１位は「七五三掛（しめかけ）」さん。投票数は２８票で、全体の投票数の約１３％を占めました。「２０２２年ユーザーが選んだベスト・オブ・名字（https://myoji-yurai.net/bestOfMyoji.htm?rankingId=8）」では第４位にランクインしています（昨年は名字年間総合トレンドでベスト３０位外）。「初めて見る」「読み方が分からない」「珍しい」などといった投票理由が多く寄せられました。「七五三」を「しめ」と読む由来は諸説ありますが、「しめ縄に下がっている藁の束の数が右から７本、５本、３本であること」からきているとされています。第２位は「加藤（かとう）」さん。投票数１９票。築城の名手の１人に数えられる戦国武将「加藤 清正（かとう きよまさ）」の名字であるから、という理由が多数集まりました。第３位は「竈門（かまど）」さん。投票数１９票。今年の４月からアニメ第４期「柱稽古編」が放送される、大ヒット作品『鬼滅の刃』の主人公である「竈門 炭治郎（かまど たんじろう）」の名字だからという理由の他、シンプルに「かっこいいから」という理由も見られました。

また、第２位「加藤」さんのように、偉人と同じ名字であることが、投票の理由として多く挙げられています。第７位に「前田（まえだ）」さん。投票数１２票。そのうち８票（約６７％）が、戦国武将「前田 利家（まえだ としいえ）」、「前田 慶次（まえだ けいじ）」などの前田家に類する理由でした。第９位「坂本（さかもと）」さん。投票数１１票。幕末の土佐藩士「坂本 龍馬（さかもと りょうま）」に関連した理由が半数以上の６票（約５５％）あげられました。他にも、第４位「佐々木（ささき）」さん。巌流島の決闘で知られる剣豪「佐々木 小次郎（ささき こじろう）」。第８位、「田中（たなか）」さん。昭和の内閣総理大臣「田中 角榮（たなか かくえい）」。第１３位、「近藤（こんどう）」さん。新撰組の局長「近藤 勇（こんどう いさみ）」。第１４位「渡辺（わたなべ）」さん。頼光四天王の一人「渡辺 綱（わたなべの つな）」など平安から昭和まで様々な時代で活躍した偉人の名字が上位にみられました。

今回１１回目となる「ベスト・オブ・名字」。投票に最も多く挙がった理由は昨年度と同じく、「自身や、身近な人、好きな有名人・偉人の名字」が４６票（約２１％）でした。続いて、「漢字・読みの響きがかっこいい」が２３票（約１０％）という結果となりました。自身の名字を理由に挙げた方の中には「自分の名字が一番好き（かっこいい）」「今のままでいい」といった投稿が見られ、自身の名字に愛着のある方も見られました。あなたが一度はなってみたい（憧れている）名字はどんな名字ですか？ランクインした名字の詳細については、名字検索Ｎｏ．１サイト「名字由来ｎｅｔ（Ｗｅｂ）（https://myoji-yurai.net/bestOfMyoji.htm）」をご覧ください。

※上記データは月間１,０００万アクセスの「名字由来ｎｅｔ」Ｗｅｂ、アプリの名字データベースから、政府調査系機関や電話帳データをもとに、実世帯が確認できる名字のみを集計しました。「２０２３年名字年間総合トレンドランキングベスト１００」の上位３０位（３５７，４９９，３１９アクセス）の名字で、なりたい名字をユーザー様に投票いただき、当社委員会の厳正な審査を経てランキングを作成いたしました。投票期間（２０２４年１月１８日～２０２４年２月１日。有効投票数２２４票。集計日２０２４年２月２日）。投票数が同数の場合は例年通り、「２０２３年名字年間総合トレンドランキングベスト１００」の順位が高い名字を上位としています。全国人数は四捨五入で算出。今回調査で第５５３回目（前回は「『豆』のつく名字ランキングベスト３０」を発表）。