２０１５年珍しい名字の現役プロ野球選手ベスト３０

「２０１５年珍しい名字の現役プロ野球選手ベスト３０」の第１位は読売ジャイアンツの「江柄子（えがらし）」選手。
「江柄子」さんは全国におよそ１０人の非常に珍しい名字です。
関連の「江柄」姓とともに、現在の岩手県にあたる陸中国紫波郡江柄村より起こった藤原氏秀郷流といわれています。
２位は中日ドラゴンズの「阿知羅（あちら）」選手です。
「阿知羅」選手は、昨年発表の「２０１４年プロ野球新人選手の名字ランキング（http://myoji-yurai.net/rareNameNPBRookie2014.htm）」で１位にランクインしていました。
３位は３月に開催される欧州代表戦の日本代表に選出され、今シーズンから横浜DeNA ベイスターズの主将を務める「筒香（つつごう）」選手でした。
「筒香」さんのルーツは、現在の和歌山県である紀伊国伊都郡筒香庄ともいわれており、今も和歌山県伊都郡高野町に上筒香などの地名が残っています。
実際に「筒香」選手は和歌山県の出身です。
このように、名字由来net で名字のルーツや全国分布をみてみると、選手の出身地との共通点を発見できるかもしれません。





今回のランキングには、３月に開催される欧州代表戦の日本代表であり、今シーズンも活躍が期待される１３位「赤見内（あかみない）」（登録名は銀次）選手、２４位「井納（いのう）」投手がランクインしています。
他にも１７位には中日ドラゴンズの「谷繁（たにしげ）」監督兼選手、東京ヤクルトスワローズに移籍した１９位「大引（おおびき）」選手、２０位に大物ルーキー「安樂（あんらく）」選手など注目の選手がいます。

今回のランキングでは、全国人数がおよそ１００人以下のとても珍しい名字の選手が６０%(１８名)と半数以上となりました。
珍しい名字は人々の印象に残るため興味を持ってもらいやすく、選手にとってファンを獲得する武器の1 つとなり得るのではないでしょうか。



※月間４００万アクセスの「名字由来net」アプリと「名字由来net（Web）」のデータベースから、電話帳データをもとに、実世帯が確認できるもののみを集計しました。
２０１５年２月１７日現在の日本人支配下登録選手を対象にし、人数が少ない順にランキングを作成しました。
今回調査で第９５回目（前回は「日本都道府県名 名字ランキング」を発表）。