『豆』のつく名字ランキングベスト30

今年も、まもなく節分の季節となります。

「『豆』のつく名字ランキングベスト３０」の第１位は、「伊豆（いず）」さん。全国人数はおよそ２，８００人。現在の静岡県伊豆半島にあった伊豆国が発祥のひとつとされる名字です。現在は千葉県に最も多くおよそ３６０人（約１３％）。第２位、「伊豆田（いずた）」さん。全国人数はおよそ１，１００人。全国最多は広島県のおよそ２４０人（約２２％）。第３位は、「大豆生田（おおまめうだ）」さん。全国人数はおよそ１，０００人。大豆の植えられた畑（田）が地名になり、そこから姓氏になったともいわれています。現在も山梨県などに地名として残っています。（山梨県内の地名としての読みは「まみょうだ（北杜市）」、「おおまめおだ（笛吹市）」）。栃木県に半数以上のおよそ５７０人（約５７％）と集中してみられます。同姓の有名人には、玉川大学教授「大豆生田 啓友（おおまめうだ ひろとも）」さんがいらっしゃいます。「大豆生田 啓友」さんも栃木県のご出身です。

ランクインした名字等を一部ご紹介！　第４位は「豆田（まめだ）」さん。全国人数はおよそ９７０人。肥前国神埼郡豆田村（現・佐賀県三田川町）がルーツのひとつ。発祥地である佐賀県に、およそ２５０人（約２６％）みられ全国最多人数です。有名人には、埼玉西武ライオンズに所属するプロ野球選手「豆田 泰志（まめだ たいし）」投手がいらっしゃいます。第２５位、「豆原（まめはら）」さん。「豆原」さんの、全国人数はおよそ１３０人。岡山県や、三重県に多く、およそ５０人（約３８％）です。全国最多の岡山県出身の有名人に男性アイドルグループ「JO1」のメンバー「豆原 一成（まめはら いっせい）」さんがおられます。第２８位に「小豆島（あずしま）」さん。全国人数はおよそ１３０人。語源は小豆の生産地や、「アズ」が土地の崩れた所を表す事から、崩れた荒れ地に由来するともいわれています。宮城県の「小豆島（あずきしま）」、和歌山県の「小豆島（あずしま）」、香川県の「小豆島（しょうどしま）」などが発祥地といわれています。岩手県に多くみられおよそ３０人（約２３％）です。今回のテーマである「豆」、漢字一文字の「豆（まめ）」さんは、全国人数およそ１０人という非常に珍しい名字となっています。ランキングのなかで、「伊豆」とつく名字が半数以上の１６件存在しています

節分にまつわる名字ランキングとして過去に「『鬼』のつく名字ランキングベスト３０（https://myoji-yurai.net/rareNameOni.htm）」を発表しています。ベスト３０までのおよその人数を合計すると、「鬼」のつく名字がおよそ６２，２７０人、「豆」のつく名字がおよそ１３，７８０人です。比較すると「豆」のつく名字の方が「鬼」のつく名字より珍しいということが分かる結果となりました。今回ランクインした名字の詳細については、名字検索No.1サイト「名字由来ｎｅｔ（Ｗｅｂ）（https://myoji-yurai.net/rareNameRanking.htm?rareNameKind=bean）」をご覧ください

※上記データは月間１,０００万アクセスの「名字由来ｎｅｔ」アプリと「名字由来ｎｅｔ（Ｗｅｂ）」の名字データベースから政府調査系機関や電話帳データをもとに当会の厳選なる審査により、実世帯の確認ができる「豆」を含む名字を集計いたしました。全国人数は四捨五入で算出し、人数が多い名字を上位としてランキングを作成しています。今回調査で第５５３回目（前回は「第２１回世界水泳選手権大会出場選手の珍しいレア名字ランキングベスト３０」を発表）。