関ケ原の戦いに参加した武将の名字ランキング

「関ケ原の戦いに参加した武将の名字ランキング」で、東軍第１位は、賤ケ岳の七本槍の一人「加藤 嘉明（かとう よしあきら）」。「加藤」さんの全国人数はおよそ８７８，０００人、全国で１０番目に多い名字です。愛知県に最も多くおよそ１７５，０００人（約２０％）、「加藤 嘉明」も現在の愛知県の出身です。第２位、姫路藩初代藩主「池田 輝政（いけだ てるまさ）」。「姫路城」を現在の形に改修した武将です。「池田」さんの全国人数はおよそ４４４，０００人。第３位は、土佐藩初代藩主「山内 一豊（やまうち かずとよ）」となりました。「内助の功」の逸話でも知られています。「山内」さんの全国人数はおよそ１６１，０００人。その他、築城の名手として知られる「藤堂 高虎（とうどう たかとら）」は第１７位。「藤堂」さんは、全国人数およそ６，２００人。東軍で最も珍しい名字は、東軍の総大将を務めた「徳川 家康（とくがわ いえやす）」の名字「徳川」でした。「徳川」さんは、全国人数およそ１，６００人。現在では、大阪府に最も多くおよそ１７０人（約１１％）いらっしゃいます。

西軍第１位は、伊予国の大名「小川 祐忠（おがわ すけただ）」。第１３位「小早川 秀秋（こばやかわ ひであき）」などと同じく西軍を裏切り東軍側についた武将の一人です。「小川」さんの全国人数はおよそ３９２，０００人。第２位は、関ケ原本戦において西軍を率いた「石田 三成（いしだ みつなり）」がランクイン。「石田」さんの全国人数はおよそ２６２，０００人。第３位は、第５位「大谷 吉継（おおたに よしつぐ）」の息子といわれる「木下 頼継（きのした よりつぐ）」や、足守藩藩主「木下 利房（きのした としふさ）」の名字「木下」。「木下」さんの全国人数はおよそ１８５，０００人。その他、第１０位に「鬼左近」の異名で知られる武将「島 左近（しま さこん）」。「島」さんは、全国人数およそ２８，３００人。西軍で最も珍しい名字は「長宗我部 盛親（ちょうそかべ もりちか）」の「長宗我部」で全国人数およそ２０人という希少な名字です。「長宗我部 盛親」の出身である現在の高知県などに見られます。

両軍の名字のおよその全国人数の合計は東軍が２，３３５，３００人、西軍が１，４５７，７６０人となり、名字の全国人数の多さでも東軍の勝利となりました。大河ドラマ『どうする家康』においても「石田三成」「大谷吉継」「藤堂高虎」といった関ケ原の戦いに参加した武将たちの登場が続々発表されています。武将たちの名字に注目しながら戦国時代を楽しんでみてはいかがでしょうか。今回ランクインした名字の詳細については、名字検索No.1サイト「名字由来net（Ｗｅｂ）（https://myoji-yurai.net/rareNameSekigahara.htm）」をご覧ください。

※上記データは月間１,０００万アクセスの「名字由来ｎｅｔ」アプリと「名字由来ｎｅｔ（Ｗｅｂ）」の名字データベースから、関ケ原の戦いに参加した武将の名字を抽出。参考サイト：関ケ原町歴史民俗学習館。（本ランキングにおける「関ケ原の戦いに参加した武将」とは美濃国関ケ原で行われた本戦に参加した武将を指します。慶長出羽合戦に参加した「上杉景勝」「伊達政宗」や大坂城を守備していた西軍総大将「毛利輝元」などは含まれておりません。「安国寺恵瓊」は名字ではないため含みません。）裏切り・内通などで最終的には東軍についた西軍の武将は西軍として掲載しています。政府調査系機関や電話帳データをもとに、実世帯が確認できる名字のみを集計しました。当社委員会の厳正なる審査を経て全国人数の多い順で算出。全国人数は四捨五入で算出しています。今回の調査で５３２回目（前回は「プロ野球ドラフト会議（２０１３～２０２２年）１位指名選手の珍しい名字ランキングベスト３０」を発表）。