2016年珍しい名字トップ30~名字由来net9月セレクト~
2016年珍しい名字トップ30~名字由来net9月セレクト~9月19日は名字の日。現代では誰もが当たり前のように持つ名字ですが、名字帯刀という言葉があるように、もとは特権のひとつでした。1870年9月19日に出された「平民苗字許可令」をきっかけに、貴族や武士のみならず、平民も名字を持つことが可能になったことから、「名字の日」と呼ばれています。
今回第1位にランクインしたのは「地名(ちめい)」さん。
「地名」さんは中世における「名田の名称」を語源としている希少な名字です。
ちなみに、日本の名字のおよそ80%以上は地名から発祥しているとされます。
第2位は「林檎(りんご)」さん。
現在の福島県、宮城県、岩手県、青森県を含む四県の太平洋側である陸奥発祥とされており、りんごの生産量日本一の青森県のお隣、岩手県九戸郡洋野町に集中してみられます。
食べ物の名前でランクインしたのは、「林檎」さんと第11位「竹ノ子(たけのこ)」さんでした。
第3位は「樵(きこり)」さん。
職業の樵から起こった名字とされており、福島県に多くみられます。
10位以内には第4位「兄父(けいふ)」さん、第7位「父母(ふぼ)」さんと、続柄を表す漢字の並ぶ名字や、第8位の「田舎(いなか)」さんなど、家族や故郷を思い出させる名字が並びました。
第20位の「魚屋(うおや)」さんや第22位の「炭屋(すみや)」さんから、生まれ育った街並みを思い出した方もいるかもしれません。
第13位には「満月(まんげつ)」さんがランクイン。
本日9月15日の十五夜を連想した方も多いのではないでしょうか。
年中行事に関連する名字では、第25位に「七夕(たなばた)」さん。
「七夕」さんは、行事の七夕に因んだ地名が由来とする説もあります。
第15位は「日本(にっぽん)」さん。
長い歴史の中で「日本」を「やまと」と読んだことなどから、「日本(にっぽん)」さんのほかに「やまと」さんなどとも読みます。
第16位の「留守(るす)」さんは、多賀国府の留守職が起源とされており、「日本」さんと同様に歴史を感じます。
第12位「温泉(おんせん)」さん、第17位「観音(かんのん)」さん、第23位「明治(めいじ)」さん、第27位「地蔵(じぞう)」さん、第29位の「和歌(わか)」さんも、日本を感じる名詞。
日本は温泉地の密度が高く、3,000以上の温泉地がある(2015年3月環境省自然環境局発表)とされていることから、私達の暮らす日本に馴染みの深い名字といえそうです。
暮らしの中で目にする日用品では、第10位の「煙草(たばこ)」さんや第24位の「簾(すだれ)」さんがランクイン。
「煙草」さんは、煙草を扱っていた職業に由来するとされています。
第14位には「黒板(こくばん)」さんもランクインしており、大人の嗜好品から学生時代に誰もが目にしたものまで、幅広くランクインしています。
日本は世界第三位の名字大国であり、30万種の名字が存在しているといわれています。
ランクインした名字を眺めているだけでいろいろなものを連想でき、楽しくなります。
生活の中で実際に珍しい名字の方に出会うことがあれば、これほどの感動はありません。
※上記データは月間700万アクセスの「名字由来net」アプリと「名字由来net(Web)」の名字データベースから、電話帳データをもとに 実世帯が確認できる名字のみを集計。
今回のセレクトでは珍しい名字の中から、日ごろ名詞として触れることの多い名字を選抜。
(ランキング表記載外でも、ランクインした名字の中には読みが複数ある名字もあり。
)全国人数の少ない順に抽出し、全国人数は四捨五入で算出。
今回調査で第173回目(前回は「2016年広島東洋カープ選手の珍しい名字ランキング」を発表)。
9月19日は名字の日。現代では誰もが当たり前のように持つ名字ですが、名字帯刀という言葉があるように、もとは特権のひとつでした。1870年9月19日に出された「平民苗字許可令」をきっかけに、貴族や武士のみならず、平民も名字を持つことが可能になったことから、「名字の日」と呼ばれています。
今回第1位にランクインしたのは「地名(ちめい)」さん。
「地名」さんは中世における「名田の名称」を語源としている希少な名字です。
ちなみに、日本の名字のおよそ80%以上は地名から発祥しているとされます。
第2位は「林檎(りんご)」さん。
現在の福島県、宮城県、岩手県、青森県を含む四県の太平洋側である陸奥発祥とされており、りんごの生産量日本一の青森県のお隣、岩手県九戸郡洋野町に集中してみられます。
食べ物の名前でランクインしたのは、「林檎」さんと第11位「竹ノ子(たけのこ)」さんでした。
第3位は「樵(きこり)」さん。
職業の樵から起こった名字とされており、福島県に多くみられます。
10位以内には第4位「兄父(けいふ)」さん、第7位「父母(ふぼ)」さんと、続柄を表す漢字の並ぶ名字や、第8位の「田舎(いなか)」さんなど、家族や故郷を思い出させる名字が並びました。
第20位の「魚屋(うおや)」さんや第22位の「炭屋(すみや)」さんから、生まれ育った街並みを思い出した方もいるかもしれません。
第13位には「満月(まんげつ)」さんがランクイン。
本日9月15日の十五夜を連想した方も多いのではないでしょうか。
年中行事に関連する名字では、第25位に「七夕(たなばた)」さん。
「七夕」さんは、行事の七夕に因んだ地名が由来とする説もあります。
第15位は「日本(にっぽん)」さん。
長い歴史の中で「日本」を「やまと」と読んだことなどから、「日本(にっぽん)」さんのほかに「やまと」さんなどとも読みます。
第16位の「留守(るす)」さんは、多賀国府の留守職が起源とされており、「日本」さんと同様に歴史を感じます。
第12位「温泉(おんせん)」さん、第17位「観音(かんのん)」さん、第23位「明治(めいじ)」さん、第27位「地蔵(じぞう)」さん、第29位の「和歌(わか)」さんも、日本を感じる名詞。
日本は温泉地の密度が高く、3,000以上の温泉地がある(2015年3月環境省自然環境局発表)とされていることから、私達の暮らす日本に馴染みの深い名字といえそうです。
暮らしの中で目にする日用品では、第10位の「煙草(たばこ)」さんや第24位の「簾(すだれ)」さんがランクイン。
「煙草」さんは、煙草を扱っていた職業に由来するとされています。
第14位には「黒板(こくばん)」さんもランクインしており、大人の嗜好品から学生時代に誰もが目にしたものまで、幅広くランクインしています。
日本は世界第三位の名字大国であり、30万種の名字が存在しているといわれています。
ランクインした名字を眺めているだけでいろいろなものを連想でき、楽しくなります。
生活の中で実際に珍しい名字の方に出会うことがあれば、これほどの感動はありません。
※上記データは月間700万アクセスの「名字由来net」アプリと「名字由来net(Web)」の名字データベースから、電話帳データをもとに 実世帯が確認できる名字のみを集計。
今回のセレクトでは珍しい名字の中から、日ごろ名詞として触れることの多い名字を選抜。
(ランキング表記載外でも、ランクインした名字の中には読みが複数ある名字もあり。
)全国人数の少ない順に抽出し、全国人数は四捨五入で算出。
今回調査で第173回目(前回は「2016年広島東洋カープ選手の珍しい名字ランキング」を発表)。