２０１６年セ・リーグ優勝 広島東洋カープ選手の珍しい名字ランキング

２５年ぶりにセ・リーグ優勝を果たした広島東洋カープ。「２０１６年広島東洋カープ選手の珍しい名字ランキング」で第１位に輝いたのは、優勝決定戦で、黒田の代打として登場しかけた「梵（そよぎ）」選手。「梵」さんは、全国人数およそ１０人の名字で、現在の広島県西部である安芸発祥といわれています。プロ野球選手全体の中でも珍しい名字です。

日米通算２００勝を達成した優勝決定戦の勝利投手「黒田（くろだ）」選手は第２３位。黒田投手と抱き合って泣いた通算２，０００本安打の「新井（あらい）」選手は第２８位。今年、『神ってる』で話題となった「鈴木（すずき）誠也」選手は第３３位の最下位でした。珍しい名字ランキングでは最下位だったものの優勝決定戦でも２本のホームランを放つなど『神って』いました。同じく１０日の巨人戦でホームランを放った「松山（まつやま）」選手は第１９位。

今回ランクインした中で唯一三文字の名字であるのは、一軍復帰した第６位の「大瀬良（おおせら）」投手。また、多くの決勝打を放つなど今年大活躍の第９位「丸（まる）」選手や第５位の「畝（うね）」コーチと第８位の「迎（むかえ）」コーチ、第１２位の「高（こう）」コーチなど一文字の名字も５件ランクインしています。広島カープには一文字のコーチが多いことがわかります。「丸」さんは、桓武平氏のほか、丸連、丸臣などにもみられる名字。菊丸コンビの「菊池（きくち）」選手は、第２６位でした。

今回は選手以外に監督・コーチの名字もランキング。監督二年目でチームを優勝に導いた名将「緒方（おがた）」監督は第１８位。現在の大分県中南部である豊後国大野郡緒方郷が起源とされ、熊本県や宮崎県、緒方監督の出身地の佐賀県など、九州地方に多くみられる名字です。

２５年ぶりのセ・リーグ優勝を果たし、クライマックスシリーズに向かって突き進む広島東洋カープ。珍しい名字の選手も多い、注目の球団です。

※上記データは月間７００万アクセスの「名字由来net」アプリと「名字由来net（Web）」の名字データベースから、電話帳データをもとに 実世帯が確認できる名字のみを集計。全国人数の少ない順に抽出し、全国人数は四捨五入で算出。広島東洋カープの選手には監督、コーチ、１軍登録メンバー（２０１６年９月２日（金）時点）を含めており、外国人選手５名は除外。今回調査で第１７２回目（前回は「２０１６年ひらがなの名前ランキングベスト３０」を発表）。