山のつく三文字の名字ランキングベスト３０

２０１６年から新たに施行される国民の祝日、「山の日」。
「山の日」は「みどりの日」以来、９年ぶりに新しく施行される国民の祝日です。
８月１１日は初の「山の日」ということで、上高地の「『山の日』記念全国大会」や高尾山の「山モリ！フェス」など、各地の山でイベントが開催されます。

「山のつく三文字の名字ランキングベスト３０」の第１位に輝いたのは「小山田（おやまだ）」さん。
全国人数およそ１６，６００人の「小山田」さんは、現在の東京都、埼玉県広域、神奈川県北部にあたる武蔵国多摩郡小山田庄が起源のひとつとされています。
現在NHK で放送されている大河ドラマ「真田丸」で、「温水洋一（ぬくみず よういち）」さんが演じた戦国武将、「小山田信茂（おやまだ のぶしげ）」氏や真田信幸の姉婿「小山田茂誠（おやまだ しげまさ）」氏が有名です。
続いて第２位にランクインしたのが「小宮山（こみやま）」さん。
全国人数およそ１５，７００人の「小宮山」さんは、現在の長野県である信濃国佐久郡小宮山村が起源のひとつとされています。
全国順位は１，１４５位ですが、山梨県内では９９位、長野県内では１４４位にランクインするなど、起源とされる長野県のあたりに多くみられます。
同じ名字には、「投げる精密機械」、「ミスターコントロール」などと呼ばれた元プロ野球選手の「小宮山悟（こみやま さとる）」選手などがいらっしゃいます。
そして、第３位にランクインしたのが「小山内（おさない）」さん。
全国人数およそ１４，３００人の「小山内」さんは、現在の福島県、宮城県、岩手県、青森県の四県の太平洋側である陸奥国九戸郡小山内村が起源のひとつとされていて、青森県に全国最多およそ６，３００人の「小山内」さんがみられます。
「３年B 組金八先生」が代表作の「小山内美江子（おさない みえこ）」さんなどが有名です。





ランクインした名字の何文字目に「山」の字が含まれているかに注目すると、「山之内（やまのうち）」など一文字目に含まれているものが７件（２３％）、「小山田（おやまだ）」など二文字目に含まれている名字が４件（１３％）、「小宮山（こみやま）」など三文字目に含まれているものが１９件（６３％）となりました。
また、「山」と対に使用されている漢字では、「小」を含む名字が７件（２３％）と最も多くみられました。

８月１１日は「名前に山の文字のつく人」や「名前に山の文字のつく人がいるグループ」などが対象となる、特典や割引が、全国各地で目白押しですので、名前に「山」のつく知人とどこかへ出向いてみると幸運が訪れるかもしれません！


※上記データは月間７００万アクセスの「名字由来net」アプリと「名字由来net（Web）」の名字データベースから、電話帳データをもとに 実世帯が確認できる「山」の漢字を含む三文字の名字のみを集計しました。
人数が多い名字を上位としてランキングし、全国人数は四捨五入で算出しています。
今回調査で第１６８回目。