２０１６リオ五輪「サッカー日本代表U-２３珍しい名字ランキング」

２０１６リオ五輪「サッカー日本代表U-２３珍しい名字ランキング」の第１位は「牲川」選手。
「牲川」選手は、現在はＧＫとしてサガン鳥栖に所属しており、今回のアジア最終予選でも唯一試合に出なかった選手でもあります。
しかし、ピッチ上に出なくとも、今回の最終予選でチームワークが評価されフェアプレー賞まで受賞した日本チームを裏方として支え、表彰式でも他の選手たちに信頼されている様子がうかがえました。
「牲川」さんは、全国におよそ２２０人しかいない稀少姓です。
本人の出身は静岡県浜松市ですが、紀伊国伊都郡の豪族、多々良氏、桓武平氏などにルーツが見られる由緒正しい名字でもあります。
第２位は日本代表U-23のチームを大きく飛躍させ、優勝へと導かせた手腕に注目が集まっている「手倉森」監督です。
「手倉森」さんは、全国におよそ３４０人しか存在しない珍しい名字であり、今回の日本代表U-23の躍進とともに、名字でも注目を集めました。
月間７００万アクセスの「名字由来ｎｅｔ」では、オリンピック最終予選期間中に「日別アクセスランキング」で「手倉森」姓が１位の日が続き、「１月月間アクセスランキング」でも堂々の１３位に上昇しました。
ルーツは現福島県、宮城県、岩手県、青森県を含む四県の太平洋側である陸奥とされ、近年、青森県に多く特に三戸郡五戸町に集中してみられます。
同監督の出身も五戸町です。
第３位は「三竿」選手。
準々決勝のイラン戦の延長で貴重な先制点を決めた豊川選手とともに、最終メンバーとして残り２枠で選出された鹿島アントラーズに所属するＤＦです。
全国人数３９０人の珍しい名字で、岡山県に多い名字です。
代表唯一の大学生「室屋」選手が第４位、準決勝のイラク戦では終了間際に劇的な決勝ゴールをあげた「原川」選手が第５位、数々のスーパーセーブを連発した日本の守護神「櫛引」選手が６位となっています。
ちなみに「櫛引」姓のルーツは現福島県、宮城県、岩手県、青森県を含む四県の太平洋側である陸奥国三戸郡櫛引村が起源（ルーツ）であるとされています。
全国に３，３００人ほどの名字ですが、青森県に最も多いとされています。
「櫛引」姓は「手倉森」監督同様、青森県（旧陸奥国三戸郡）に由来があり、名字のルーツが近く、リオ五輪出場決定（最終予選優勝）に向けて「監督」と「GK（守護神）」として力を発揮したというのも、何かの機縁かもしれません。






※月間７００万アクセスの「名字由来net」アプリと「名字由来net（Web）」名字データベースから、電話帳データをもとに 実世帯が確認できるもののみを集計。
人数が少ない名字を上位とし、ランキングいたしました。
全国人数は四捨五入で算出しています。
今回調査で第１４４回目（前回は「世界の名字ランキング（アメリカ編）」）。