２０１８年ひらがなの名前ランキングベスト３０

夏の暑さも柔らぎ、次第に涼しくなっていくこの季節。

「２０１８年ひらがなの名前ランキングベスト３０」の第１位は「さくら」ちゃん。近年のひらがなの名前ランキングで常に上位にランクインし、前回の「２０１７年ひらがなの名前ランキングベスト３０（https://namae-yurai.net/rareNameHiragana2017.htm）」でも１位に輝いた人気の名前です。「桜」は漢字でも多く使用される、名づけには人気の文字であり、可愛いイメージを増すため、ひらがなを選択する方も多いと考えられます。名前が「さくら」の有名人には、シンガーソングライターの「藤原（ふじわら）さくら」さんや、女性プロゴルファーの「横峯（よこみね）さくら」さんなど、著名人の方も多く、人気の名前です。第２位は「さおり」ちゃん。よく耳にする名前ですが、なんと今回初ランクインの名前の一つです。名前が「さおり」の有名人には、元バレーボール日本代表の「迫田 さおり（さこだ さおり）」さんや、人気バンドSEKAI NO OWARIの「藤崎 沙織（ふじさき さおり）」さんなどがおり、ひらがなだけではなく漢字表記でも人気のある名前です。第３位は「くるみ」ちゃん。前回のランキングでも、第３位にランクインしており、近年上位にランクインしている人気の名前です。

名前の由来としては第１２位の「あおい」ちゃんは「青い海のように透き通った美しさの子になってほしい」、第１９位の「はな」ちゃんは「花のように素敵な生涯になってほしい」など言葉の持つ意味がストレートに込められたものが見受けられました。ランクインした名前を持つ有名人には女優の「満島ひかり」さん、人気声優の「林原めぐみ」さん、シンガーソングライターの「川嶋あい」さん、女優の「片平なぎさ」さんなどがいらっしゃいます。

今回のランキングで新たにランクインした名前は４件（１３％）と少なく、毎回人気のある名前が数多くランキングに残る結果となりました。平仮名の名前には女の子の名前が大多数を占めましたが、第９位「ひなた」や、第１２位「あおい」、第１７位「そら」の３つは、男の子の名前でも多くみることができました。女の子の命名に人気がある「ひらがなの名前」では「さくら」をはじめ、「くるみ」、「はな」、「あかり」、「ひかり」、「すみれ」など自然や植物をイメージする名前が多いのも特徴です。今回新たにランクインした名前である、「さおり」や「みゆき」、「いちか」などは自然や植物の名前ではないですが、女の子らしい清楚さや可愛さを表す名前が新たにランクインする形となっているのがうかがえます。自然や植物をイメージする名前がつけられる傾向は明治や大正などの時代からの傾向で、「はる」、「はな」、「うめ」なども当時の女性の名前として多くみられました。可憐さや柔らかさを表現するのに「平仮名」が一役かっているのかもしれません。詳細については、本日公開の「赤ちゃん名づけ実績No.1/無料赤ちゃん名づけ（https://namae-yurai.net/rareNameHiragana.htm）」をご覧ください。

※月間４００万アクセスの「無料 赤ちゃん名づけ」アプリと「無料赤ちゃん名づけ（Web）」において、アクセス数の多い順にランキングを抽出。当社委員会の厳正なる審査を経て集計いたしました。（集計期間２０１７年９月１日～２０１８年８月３１日。集計日２０１８年９月１０日）。今回第２７５回目（前回は「三原色にまつわる珍しいレア名字ランキングベスト３０」を発表）。