２０１７年赤ちゃん名づけ男女年間トレンドベスト３０

今回、「２０１７年赤ちゃん名づけ男女年間トレンドベスト３０」の男の子の名前で第１位に輝いたのは「颯（はやて）」くん。Da-iCEの「和田颯（わだ　はやて）」さんなど同じ漢字を使用した名前の有名人もみられ、「かっこよく、たくましく」「風が吹く」といった名づけのメッセージがみられる点からも、『颯爽としたイメージ』が人気を呼び、注目されている名前です。昨年の「２０１６年赤ちゃん名づけ男女年間トレンドベスト３０（https://namae-yurai.net/oneYearNamaeTrendBoysGirls.htm?rankingId=3）」では5位でした。第２位は「凛空（りく）」くん。昨年の圏外55位から急上昇。「凛」という文字は女の子で昨今人気の文字であり、中間的イメージをもたせつつ、「りく」と男の子らしい響きをもたせた点が、人気を集めた理由かもしれません。３位は「陽翔（はると）」くん。昨年７位で、近年人気の男の子の名前です。ランキングでは、新しい名前が２件。そのうち１０位の「主税（ちから）」くんは、赤穂浪士の大石内蔵助の息子「大石主税（良金）」の通称として有名です。官職名であり、伝統的名前がランクインし、昨今の「赤ちゃん名づけ」傾向に新たな流れを感じます。

女の子の名前で第１位に輝いたのは「紬（つむぎ）」ちゃん。今年、急上昇している名前で、「２０１６～２０１７年女の子の名前ランキングベスト３０」で、５位に初登場しました。（参考資料：ＭＮＫニュース：https://mnk-news.net/detail.htm?articleId=771」）「幸せな人間関係をつむいでほしい」という、名づけの思いが、ユーザー様より寄せられています。２位は、上半期トレンドで１位だった、「心桜（こころ）」ちゃん。「桜のようにみんなから愛される優しい子に」といった名づけの声がみられます。第３位には、圏外から初ランクインの「咲花（えみか）」ちゃん。「咲く花の様に周りを幸せな気持ちにしてくれる」「咲く花の様に幸せを呼び、自分も努力して開花する子どもになってほしい」といった親からのメッセージがみられました。EXILEのTAKAHIROさんと結婚した、女優の「武井咲（たけいえみ）」さんが「咲」を「えみ」と読ませますが、「使用したい文字」が先にあり、更に、「呼びたい響き」を組み合わせた近年の「赤ちゃん名づけトレンド」ともいえる、特徴的な名前でもあります。

２０１７年顕著だった「赤ちゃん名づけのトレンド」に、一文字の名前が増加した点があります。昨年男女で７件だった一文字の名前が、今年は、約２倍増加の１１件。男の子では１位「颯（はやて）」、４位「鳳（おう）」、７位「瑛（あきら）」など。女の子でも、１位「紬（つむぎ）」、７位「澪（みお）」、９位「凛（りん）」、1０位「凜（りん）」などです。今年もうひとつの傾向として、男の子の名前で新たなランクインは２件と少なかったのに対し、女の子に関しては８件（５３％）新ランクインした点です。女の子の名前は、可愛い響きや文字を追求するため、入れ替わりが激しいのに対し、男の子は一定の名前がここ数年人気や支持を得ている、のかもしれません。移り変わりの激しい昨今の「赤ちゃん名づけ」の動きや傾向には今後も注目です。３０位以下のランキングとランクインした名前の詳細については、本日公開の「赤ちゃん名づけ実績No.1/無料赤ちゃん名づけ（https://namae-yurai.net/oneYearNamaeTrendBoysGirls.htm）」をご覧ください。

※月間４００万アクセスの「無料 赤ちゃん名づけ」アプリと「無料 赤ちゃん名づけ（Web）」において、検索数の多かった名前を抽出し、当社委員会の厳正な審査を経て集計いたしました（集計期間：２０１６年１１月１日～２０１７年１０月３１日。集計日：１１月９日。検索数：１９，３６９，４３０件。）。今回調査で２２５回目（前回は「秋に参拝がオススメのお寺ベスト１０」を発表）。