2016年第2回珍しい名字ランキングトップ30~名字由来net10月セレクト~
2016年第2回珍しい名字ランキングトップ30~名字由来net10月セレクト~「2016年珍しい名字ランキングトップ30~名字由来net10月セレクト~」の第1位に輝いたのは「酢(す)」さん。「酢」さんは、現在の富山県である越中発祥とされる名字。近年も、富山県にみられます。第2位には「煮雪(にゆき)」さんがランクイン。「煮雪」さんは、北海道にみられる名字。「酢」さんと「煮雪」さんは、全国人数およそ10人の希少姓です。
第3位は「一番合戦(いちまかせ)」さん。「一番合戦」さんは、「一番ケ瀬」を、縁起を担いで佳字に転化させたとする説があるほか、後鳥羽上皇がこの地で賊に襲われ、一番合戦にあったと伝承されているなど、様々な語源がみられる名字です。もとは「一曲瀬(いちまがせ)」で「川の瀬の曲がったところ」の意味であるともいわれています。
「一番合戦」さんをはじめ、漢字四文字の名字が3件ランクイン。第12位「八月朔日(ほづみ)」さんは、同じ「ほづみ」の読みを持つ「八月一日」さんと起源をともにするといわれる、穂積氏の異形。「穂積(ほづみ)」さんは「稲の穂を摘むこと」という意味を持っており、新穂を摘み贈る風習が旧暦の8月1日にあったことから、「八月朔日(一日)」の表記が起こったとされています。
第26位「大豆生田(おおまめうだ)」さんは、現在の栃木県である下野が起源とされる名字。現在も全国人数およそ1,100人の「大豆生田」さんのうち、54%(590人)が栃木県にみられます。「大豆の植えられた田んぼ」が地名になり、そこから姓氏になったといわれています。「大豆生田」さんや第28位の「纐纈(こうけつ)」さんは、「名字アクセスランキング(https://myoji-yurai.net/halfYearAccessRanking.htm?rankingId=6)」でも人気の名字です。今回のランキングでは、漢字三文字の名字からも、3件がランクインしました(第6位「大海原(わたのはら)」さん、第14位「飯酒盃(いさはい)」さん、第25位「五郎丸(ごろうまる)」さん)。
第15位は「一(にのまえ)」さん。「一」が「二」の前であることから「にのまえ」さんなどと読む、とんちのきいた名字です。第7位は「時雨(しぐれ)」さん。降ったりやんだりする、小雨の多い地域や山などが語源とされる名字。東京都や福島県などにみられます。第30位は「日向(ひむかい)」さん。「日の当たるところ」や「日当たりの良いところ」が語源とされており、「ひなた」などとも読む名字です。「雨」や「日向」など、天気を連想させる字を含む名字が多くみられます。
第16位「倭文(しとり)」さんは、カジノキや麻などを染色し、縞や乱れ模様を織り出す日本古代の織物“倭文織(しずおり)”をする工人や、その工人の居住地が語源とされる名字。全国人数およそ440人のうち、57%(およそ250人)が栃木県にみられます。第29位「古城(こじょう)」さんは、徳川家などを輩出した現在の愛知県東部である三河や、現在の福岡県の一部と大分県北部である豊前などにみられる名字。「倭」や「城」など、日本の文化を感じる名字が並びます。
ランクインした名字の有名人には、第22位に、バラエティ番組や俳優としても活躍する「薬丸裕英(やくまる ひろひで)」さん、第25位に、五郎丸ポーズでお馴染み、RCトゥーロン所属の「五郎丸歩(ごろうまる あゆむ)」選手、第27位に、2016年5月に公開された映画「ディストラクション・ベイビーズ」では主役を務めるなど、映画やドラマなどで活躍される、俳優の「柳楽優弥(やぎら ゆうや)」さんがいらっしゃいます。
今回も三文字や四文字、天候に関連する名字など、多彩な顔触れのランキングとなりました。「名字由来netセレクト」第3弾もお楽しみに。
※上記データは月間700万アクセスの「名字由来net」アプリと「名字由来net(Web)」の名字データベースから、電話帳データをもとに、実世帯が確認できる名字のみを集計。全国人数の少ない順に抽出し、全国人数は四捨五入で算出。今回調査で第180回目(前回は「山手線の駅名にまつわる名字ランキングベスト22」を発表)。
「2016年珍しい名字ランキングトップ30~名字由来net10月セレクト~」の第1位に輝いたのは「酢(す)」さん。「酢」さんは、現在の富山県である越中発祥とされる名字。近年も、富山県にみられます。第2位には「煮雪(にゆき)」さんがランクイン。「煮雪」さんは、北海道にみられる名字。「酢」さんと「煮雪」さんは、全国人数およそ10人の希少姓です。
第3位は「一番合戦(いちまかせ)」さん。「一番合戦」さんは、「一番ケ瀬」を、縁起を担いで佳字に転化させたとする説があるほか、後鳥羽上皇がこの地で賊に襲われ、一番合戦にあったと伝承されているなど、様々な語源がみられる名字です。もとは「一曲瀬(いちまがせ)」で「川の瀬の曲がったところ」の意味であるともいわれています。
「一番合戦」さんをはじめ、漢字四文字の名字が3件ランクイン。第12位「八月朔日(ほづみ)」さんは、同じ「ほづみ」の読みを持つ「八月一日」さんと起源をともにするといわれる、穂積氏の異形。「穂積(ほづみ)」さんは「稲の穂を摘むこと」という意味を持っており、新穂を摘み贈る風習が旧暦の8月1日にあったことから、「八月朔日(一日)」の表記が起こったとされています。
第26位「大豆生田(おおまめうだ)」さんは、現在の栃木県である下野が起源とされる名字。現在も全国人数およそ1,100人の「大豆生田」さんのうち、54%(590人)が栃木県にみられます。「大豆の植えられた田んぼ」が地名になり、そこから姓氏になったといわれています。「大豆生田」さんや第28位の「纐纈(こうけつ)」さんは、「名字アクセスランキング(https://myoji-yurai.net/halfYearAccessRanking.htm?rankingId=6)」でも人気の名字です。今回のランキングでは、漢字三文字の名字からも、3件がランクインしました(第6位「大海原(わたのはら)」さん、第14位「飯酒盃(いさはい)」さん、第25位「五郎丸(ごろうまる)」さん)。
第15位は「一(にのまえ)」さん。「一」が「二」の前であることから「にのまえ」さんなどと読む、とんちのきいた名字です。第7位は「時雨(しぐれ)」さん。降ったりやんだりする、小雨の多い地域や山などが語源とされる名字。東京都や福島県などにみられます。第30位は「日向(ひむかい)」さん。「日の当たるところ」や「日当たりの良いところ」が語源とされており、「ひなた」などとも読む名字です。「雨」や「日向」など、天気を連想させる字を含む名字が多くみられます。
第16位「倭文(しとり)」さんは、カジノキや麻などを染色し、縞や乱れ模様を織り出す日本古代の織物“倭文織(しずおり)”をする工人や、その工人の居住地が語源とされる名字。全国人数およそ440人のうち、57%(およそ250人)が栃木県にみられます。第29位「古城(こじょう)」さんは、徳川家などを輩出した現在の愛知県東部である三河や、現在の福岡県の一部と大分県北部である豊前などにみられる名字。「倭」や「城」など、日本の文化を感じる名字が並びます。
ランクインした名字の有名人には、第22位に、バラエティ番組や俳優としても活躍する「薬丸裕英(やくまる ひろひで)」さん、第25位に、五郎丸ポーズでお馴染み、RCトゥーロン所属の「五郎丸歩(ごろうまる あゆむ)」選手、第27位に、2016年5月に公開された映画「ディストラクション・ベイビーズ」では主役を務めるなど、映画やドラマなどで活躍される、俳優の「柳楽優弥(やぎら ゆうや)」さんがいらっしゃいます。
今回も三文字や四文字、天候に関連する名字など、多彩な顔触れのランキングとなりました。「名字由来netセレクト」第3弾もお楽しみに。
※上記データは月間700万アクセスの「名字由来net」アプリと「名字由来net(Web)」の名字データベースから、電話帳データをもとに、実世帯が確認できる名字のみを集計。全国人数の少ない順に抽出し、全国人数は四捨五入で算出。今回調査で第180回目(前回は「山手線の駅名にまつわる名字ランキングベスト22」を発表)。