2020年秋にまつわる名字ランキングベスト30~栗編~
2020年秋にまつわる名字ランキングベスト30~栗編~今回の秋にまつわる名字ランキングでは、秋の味覚である「栗」のつく名字の多い順ランキングを発表します。「2020年秋にまつわる名字ランキングベスト30~栗編~」第1位は「栗原(くりはら)」さん。全国人数およそ122,000人。埼玉県に最も多く、およそ26,600人(約22%)みられます。全国の栗原地名がルーツとされ、文字通り栗林にある野原や、刳(くり)原(はら)の変化でえぐられたように窪んでいる低い野原を栗原と呼びました。第2位「栗田(くりた)」さん。全国人数およそ55,100人。現長野県である信濃国水内郡栗田がルーツのひとつとされ、長野県に隣接している静岡県に最も多く、およそ7,300人(約13%)みられます。第3位「栗山(くりやま)」さん。全国人数はおよそ36,700人です。
上位3位は全国的にみられる名字がランクインしました。一方で、3位以下には一部の地域で特徴的にみられる名字も数多くランクインしています。第11位「栗野(くりの)」さん(全国人数およそ3,100人)は、現鹿児島県東部である大隅国姶良郡栗野村がルーツのひとつで、鹿児島県に最も多くおよそ790人(約25%)みられます。第12位「大栗(おおぐり)」さん(全国人数およそ2,900人)は、現栃木県である下野国安蘇郡大栗村が由来のひとつとされています。栃木県に最も多くおよそ730人(約25%)みられます。第29位「笹栗(ささぐり)」さん(全国人数およそ730人)は、現福岡県北部である筑前国糟屋郡篠栗村がルーツのひとつで、福岡県に最も多くおよそ560人(約77%)みられます。今回ランクインした名字の有名人には、第1位に、モデルの「栗原 類(くりはら るい)」さん。第2位に、ものまねタレントの「栗田 貫一(くりた かんいち)」さん。第3位に、女優の「栗山 千明(くりやま ちあき)」さん。第5位に、俳優の「小栗 旬(おぐり しゅん)」さんがいらっしゃいます。小栗旬さんの父、舞台監督の「小栗 哲家(おぐり てつや)」さんの出身である愛知県半田市は、岐阜県瑞浪市に続いて2番目に「小栗」さんが多い地域です。
今回は秋の季節にちなんだ、「栗」がつく名字について人数の多い順のランキングを発表しました。今回のランキングでは惜しくもTOP30圏外となりましたが、第31位には今回のテーマにぴったりな「栗秋(くりあき)」さん(全国人数およそ710人)がランクイン。同じ漢字を使った「秋栗(あきぐり)」さんは、全国人数およそ10人のかなり珍しいレア名字です。珍しいレア名字といえば、大人気漫画「鬼滅の刃」の登場人物の名字として話題の「栗花落(つゆり)」さん(全国人数およそ60人)は第113位です。現兵庫県にある栗花落の里で、旧暦5月7日に行われた雨乞い祭りのことを、栗の花が落ちるころであることから、その里の神官が「つゆり」と訓んだことが語源です。栗は古代の人にとっては貴重な食料であったため、縁起のいい文字とされ、日本各地で地名や名字に使われてきました。現代でも秋の味覚として人気の高い栗。古代より日本人の大切な食料として、身近な存在であったことが分かりますね。今回ランクインした名字の詳細については、名字検索No.1サイト「名字由来net(Web)(https://myoji-yurai.net/rareNameMarron.htm)」をご覧ください。
※上記データは月間1,000万アクセスの「名字由来net」アプリと「名字由来net(Web)」の名字データベースから、政府調査系機関や電話帳データをもとに、実世帯が確認できる「栗」の漢字を含む名字を集計いたしました。全国人数の多い順に抽出し、全国人数は四捨五入で算出、当社委員会の厳正な審査を経てランキングを作成いたしました。今回調査で第374回目(前回は「2020年『海』のつく名前ランキングベスト30」を発表)。
今回の秋にまつわる名字ランキングでは、秋の味覚である「栗」のつく名字の多い順ランキングを発表します。「2020年秋にまつわる名字ランキングベスト30~栗編~」第1位は「栗原(くりはら)」さん。全国人数およそ122,000人。埼玉県に最も多く、およそ26,600人(約22%)みられます。全国の栗原地名がルーツとされ、文字通り栗林にある野原や、刳(くり)原(はら)の変化でえぐられたように窪んでいる低い野原を栗原と呼びました。第2位「栗田(くりた)」さん。全国人数およそ55,100人。現長野県である信濃国水内郡栗田がルーツのひとつとされ、長野県に隣接している静岡県に最も多く、およそ7,300人(約13%)みられます。第3位「栗山(くりやま)」さん。全国人数はおよそ36,700人です。