全国名字めぐりの旅 第168回 神奈川県(1)
全国名字めぐりの旅 第168回 神奈川県(1)所得が東京都に次いで多いのが神奈川県。
にもかかわらず預貯金は全国平均よりも少なく、なぜか生命保険にもあまり加入していない。
では、所得はどこへ消えていくのかというと、海外旅行が大好きなのだ。
年間渡航者数は東京に次ぐ第2位を誇っている。
その神奈川県で多いのが山口さん。
山口という地名から発祥した名字で、語源は文字通り山や森林への入り口という意味だが、山口という地名がある場所の奥には水をつかさどる水神が祀(まつ)られていることが多かった。
意外にも水と縁が深い名字なのだ。
神奈川県では三浦郡葉山町上山口から第50代桓武天皇(737-806)の流れをくむ桓武平氏の山口氏が出た。
三浦義澄の二男山口次郎有綱の子孫である。
三浦義澄は鎌倉幕府の樹立に貢献した御家人の一人で、源頼朝の信頼も厚く、頼朝が亡くなったとき2代将軍頼家を補佐する重臣13名の一人に選ばれた。
家紋は三浦氏の「三」にちなむ「丸に三つ引き」を愛用している。
また埼玉県所沢市山口からも桓武平氏の山口氏が出ている。
こちらは村山頼家の子山口七郎家継の子孫で家紋は「九曜(くよう)」をよく使う。
所得が東京都に次いで多いのが神奈川県。
にもかかわらず預貯金は全国平均よりも少なく、なぜか生命保険にもあまり加入していない。
では、所得はどこへ消えていくのかというと、海外旅行が大好きなのだ。
年間渡航者数は東京に次ぐ第2位を誇っている。
その神奈川県で多いのが山口さん。
山口という地名から発祥した名字で、語源は文字通り山や森林への入り口という意味だが、山口という地名がある場所の奥には水をつかさどる水神が祀(まつ)られていることが多かった。
意外にも水と縁が深い名字なのだ。