２０１４年ベスト・オブ・名字

「２０１４年ベスト・オブ・名字」投票結果、第1位「小鳥遊（たかなし）」、第2位「勘解由小路（かでのこうじ）、第3位「神（かみ）」となりました。
１位の「小鳥遊」は「たかなし→鷹がいない→天敵がいない→小鳥遊」というクイズのような由来を持つ、全国でおよそ40人の珍しい名字。
勘解由小路も全国人数およそ10人という稀少な名字となります。

「2013年名字アクセスランキングベスト100」で第1位に輝いたのは「佐藤（さとう）」。
昨年に続きV2達成。
日本一多い名字で、佐藤さん自らがアクセスし、マスの力を発揮したことにもよりますが、なぜそんなに「佐藤」が多いのか？と全国的に気になる方の多い結果ではないでしょうか。
第2位は「剛力（ごうりき）」、第3位は「鈴木（すずき）」のランクインとなり1位から3位までが昨年と同じ顔ぶれになりました。
「鈴木」の3位の理由は、前述「佐藤」と同様日本のメジャー姓のためですが、2位の「剛力」は、女優の「剛力彩芽」さんの引き続きの活躍が影響しており、芸能界同様、名字の世界でも勢いにのっていることがうかがい知れます。
15位には昨年の30位圏外から急上昇、「能年（のうねん）」がランクイン。
こちらは大ヒット朝ドラ「あまちゃん」でヒロイン役を務め「じぇじぇじぇ」で流行語大賞にも選ばれた「能年玲奈」さんの影響が大きく、6位「八月一日」、10位「一番合戦」は漢字四文字という珍しい名字に興味が集まったようです。
メジャー移籍で話題の「田中将大」投手の名字「田中」も堂々5位にランクイン。

全国人数上位18位までの名字がすべてアクセスランキングベスト30までにランクインし、全国人数100人以下の名字も10名字ランクインしました。
大人数に属す名字と稀少性の名字の二極化がアクセスの結果となったようです。






※iPhone総合第１位の「名字由来net」アプリと「名字由来net（Web）」のアクセスデータベースから2013年1月～12月にアクセスされたデータより「名字アクセスランキングベスト100」を抽出。
昨年発表した「2012年今年の名字ベスト30」にランクインしていなかった名字を「新」、昨年ランクインし、1桁順位が上下した名前は「↑、↓」、2桁順位が上下した名字は「↑↑、↓↓」、変動なしは「→」で表記。
今回調査で33回目。
（前回は「2013年赤ちゃんの名前アクセスランキングベスト100」を発表）。