明治時代の有名人珍しいレア名字ランキングベスト２０

新元号「令和」が発表され新しい時代を迎えます。

「明治時代の有名人珍しいレア名字ランキングベスト２０」の第１位は「与謝野（よさの）」さんが見事ランクイン。弟を想った詩、「君死にたまふことなかれ」で有名な「与謝野晶子（よさの あきこ）」の名字がランクインしました。全国人数およそ６０人。丹後国与謝郡に由来する名字であり、大阪府出身の与謝野晶子のルーツを思わせます。第２位は「陸奥（むつ）」さん。坂本龍馬の薫陶を受け「治外法権の撤廃」で有名な政治家「陸奥宗光（むつ　むねみつ）」の名字です。全国人数およそ７０人。陸奥宗光の出身（紀伊国）である近畿地方では４３％（およそ３０人）の陸奥さんがみられます。第３位は「乃木（のぎ）」さん。日露戦争で活躍した陸軍大臣、乃木坂でも有名な「乃木希典（のぎ　まれすけ）」の名字です。全国人数およそ１５０人。乃木希典の出身地域でもある中国地方では４７％（およそ７０人）みられました。上位３位の有名人は、現在の名字の全国分布や由来などからルーツを感じさせる興味深い結果になりました。

本日、２０２４年に日本国内の紙幣を一新することが発表されました。「新千円札」からは「近代日本医学の父」といわれる医学博士の「北里柴三郎（きたざと しばさぶろう）」。「北里（きたざと）」さんは第１１位にランクイン。全国人数およそ２，８００人。北里柴三郎の出身地、熊本県では最も多い３９％（およそ１，１００人）の北里さんがみられ、由来も肥後国阿蘇郡北里村が起源（ルーツ）とされています。「新一万円札」には「資本主義の父」と呼ばれた実業家の「渋沢栄一（しぶさわ　えいいち）」。第１７位にランクインした「渋沢（しぶさわ）」さんは全国人数およそ６，０００人。渋沢栄一の出身地、榛沢郡のある埼玉県には、３２％（およそ１，９００人）の渋沢さんがみられます。「新五千円札」の津田塾大学創始者の「津田梅子（つだ　うめこ）」の「津田（つだ）」さんは今回のランキングでは圏外、全国順位は２９５位の名字でした。現行の「一万円札」の人物である「福澤諭吉（ふくざわ　ゆきち）」も第１４位「福澤（ふくざわ）」さんでランクイン。また、２０２０年は東京オリンピックが開催されます。ＮＨＫ大河ドラマ「いだてん」が放送されていますが、第８位には、オリンピック招致の功労者「嘉納治五郎（かのう　じごろう）」の名字「嘉納（かのう）」さんがランクインしています。

今回の調査では現在国内で注目の人物も多数ランクイン。近代日本をけん引し、活躍した歴史上の人物に思いを馳せ、新しい元号「令和」を迎えてみるのもよいかもしれません。ランクインした名字の詳細については、名字検索No.1サイト「名字由来net（Ｗｅｂ）（https://myoji-yurai.net/rareNameMeijiCelebrity.htm）」をご覧ください。

※上記データは月間８００万アクセスの「名字由来net」アプリと「名字由来net（Web）」の名字データベースから、政府調査系機関や電話帳データをもとに、実世帯が確認できる名字のみを集計。当会の厳選なる審査により、明治時代に活躍した各ジャンルの有名人（文化人・政治家・実業家など）からそれぞれ選定しました。全国人数の少ない順に抽出し、全国人数は四捨五入で算出しました。今回調査で第３０３回目（前回は「令和は何位？ ２０１９年４月１日男女別赤ちゃん名づけアクセスランキング」を発表）。