紫陽花にまつわる名字ランキングベスト30
紫陽花にまつわる名字ランキングベスト30
まもなく6月。各地で紫陽花が見頃を迎えます。
「紫陽花にまつわる名字ランキングベスト30」の第1位に輝いたのは、「紫藤(しどう)」さんです。全国人数およそ2,000人、全国の「紫藤」さんのうち31%(およそ620人)が埼玉県にみられます。現東京都、埼玉県広域、神奈川県北部である武蔵国入間郡の有名氏族にみられる名字です。第2位「筑紫(ちくし)」さんは、九州の古称が由来とされ、現在の福岡県柳川市や筑紫野市などの地名にも現存しています。全国人数およそ1,500人、全国の「筑紫」さんのうち19%(およそ280人)が福岡県にみられる名字です。第3位は、「紫垣(しがき)」さん。熊本県天草市志柿町が起源とされます。全国人数およそ1,200人、全国の「紫垣」さんのうち65%(およそ780人)が熊本県にみられます。
第9位「紫竹(しちく)」さんは関連姓に「笹竹(ささたけ)」があり、新潟県などにみられます。第12位「紫関(しせき)」さんは、全国人数およそ220人、全国の「紫関」さんのうち64%(およそ140人)が千葉県にみられます。第13位「紫葉(しば)」さんは、現岩手県である陸中国紫波が起源とされ、全国人数およそ210人、全国の「紫葉」さんのうち52%(およそ110人)が岩手県にみられます。第17位・第21位にランクインしている「紫和・紫波(しわ)」さんは、同じ読みの「志和」と関連がみられ、「柴の多生している未開地」の意味とされます。第18位にランクインしている「紫雲(しうん)」さんは、現香川県である讃岐起源ともいわれています。紫の瑞雲が立ち上るぼる場所を表し、寺名などにも多くみられます。第19位「紫(むらさき)」さんは、染料または薬草として珍重される「紫」が地名に流用されたことが由来です。第20位「紫尾(しび)」さんは、鹿児島県などにみられ、「鉄分を含んだ土」などを意味します。第23位「紫合(ゆうだ)」さんは、奈良県に多くみられます。現大阪府北部と兵庫県の一部である摂津国川辺郡紫合が起源とされ、兵庫県にも地名がみられます。第25位「紫田(しばた)」さんは、現福岡県北部である筑前国御笠郡紫田庄発祥とされています。第26位「紫野(しの)」さんは、染料用の草をとる場所や、聖地などを表します。
今回ランクインした名字の有名人には、第2位ジャーナリストとして活動された「筑紫哲也(ちくしてつや)」さん、第7位日本競輪選手会福岡支部所属の「紫原政文(しはらまさふみ)」選手などがいらっしゃいます。「紫原」さんは全国人数およそ510人で、全国の「紫原」さんのうち80%(およそ410人)が福岡県にみられます。紫原選手も福岡県の出身です。今回、ランクインした名字のうち「日紫喜(ひしき)」さん、「紫牟田(しむた)」さん、「紫尾田(しびた)」さん、「紫加田(しかた)」さんの4件(13%)が三文字の名字でした。第4位「日紫喜」さんは全国人数およそ1,200人、全国の「日紫喜」さんのうち59%(およそ710人)が三重県にみられます。
今回のランキングでは、珍しい名字が多く、特定の都道府県に集中している名字がみられました。また、地名にまつわる名字や、土、柴、山、雲など自然環境との関連がある名字もみられました。天候に適応しながら各地で花を咲かせる紫陽花は、地域と自然環境に深い関わりがあることが言えるでしょう。紫陽花の名所を訪れた際には、その地域に特有の名字を調べてみるのも面白いかもしれません。今回の「紫陽花にまつわる名字ランキングベスト30」にランクインした名字の詳細については、名字検索No.1サイト「名字由来net(Web)(https://myoji-yurai.net/rareNameHydrangea.htm)」をご覧ください。
※上記データは月間700万アクセスの「名字由来net」アプリと「名字由来net(Web)」の名字データベースから政府調査系機関や電話帳データをもとに当会の厳選なる審査により、紫陽花の「紫」の字を含む名字を人数の多い順で集計しました。全国人数は四捨五入で算出しています。今回調査で第260回目(前回は「2018年お寺御朱印数ランキング東西ベスト20」を発表)。
まもなく6月。各地で紫陽花が見頃を迎えます。
「紫陽花にまつわる名字ランキングベスト30」の第1位に輝いたのは、「紫藤(しどう)」さんです。全国人数およそ2,000人、全国の「紫藤」さんのうち31%(およそ620人)が埼玉県にみられます。現東京都、埼玉県広域、神奈川県北部である武蔵国入間郡の有名氏族にみられる名字です。第2位「筑紫(ちくし)」さんは、九州の古称が由来とされ、現在の福岡県柳川市や筑紫野市などの地名にも現存しています。全国人数およそ1,500人、全国の「筑紫」さんのうち19%(およそ280人)が福岡県にみられる名字です。第3位は、「紫垣(しがき)」さん。熊本県天草市志柿町が起源とされます。全国人数およそ1,200人、全国の「紫垣」さんのうち65%(およそ780人)が熊本県にみられます。