2018年ユーザーが選んだべスト・オブ・戦国武将
2018年ユーザーが選んだべスト・オブ・戦国武将1576年2月21日は天下を目前にした織田信長が、岐阜から近江・安土城へ移った記念すべき日であります。
「2018年べスト・オブ・戦国武将」に輝いたのは「織田信長(おだのぶなが)」。「格好いい」「戦国武将らしい」「武将としてオーラがあるから」「性格面で共感できるところがあるから」など、多くのユーザー様の声が寄せられました。天下統一を目前に本能寺の変で華やかに散る姿が戦国武将として代表的なイメージを醸し出しているのかもしれません。「織田」家の代表紋は「織田瓜」です。
第2位は「徳川家康(とくがわいえやす)」。「苦境に遭いながらも、最後は天下を取り、後世への地盤を作った凄い人だと思う」「敵さえも味方にして勢力を拡大した、泰平の世を築いた方」との声がみられました。「狸おやじ」のイメージよりも、コツコツとした天下人、という評価が勝ったといえます。家紋は「徳川葵」。第3位は「真田幸村(さなだゆきむら)」。「忠義で心優しき人」「賢い武将の印象がとても強いから」、「男の生き様そのものだから」などの声がみられ、大阪夏の陣まで忠義のある誠実さが根強い人気となっているようです。第4位「黒田官兵衛」、第5位「上杉謙信」、第6位「直江兼継」、第11位「柴田勝家」は「地元の武将に愛着がある」という声が複数みられ、北国(雪国)の越前、越後の武将が三名入っているのが特徴的でした。
NHK大河ドラマの過去の主人公だった戦国武将は第1位「織田信長」(1992年『信長KING OF ZIPANGU』緒形直人さん主演)、第2位「徳川家康」(2000年『葵 徳川三代』津川雅彦さん主演)、第3位「真田幸村」(2016年『真田丸』堺雅人さん主演)、第4位「黒田官兵衛」(2014年『軍師官兵衛』岡田准一さん主演)、第6位「直江兼続」(2009年『天地人』妻夫木聡さん主演)など10位以内にランクインした戦国武将では10人中9人(90%)で、その武将についてより詳しく知ることができ、票に反映された、ともいえますし、潜在的に人気の武将が主人公になっている、と覗える結果といえます。
アンケートで一覧に含まない戦国武将として、「立花道雪」(大友宗麟を影で支え、部下達からも厚い信頼を持ち弱き者にも優しくとても尊敬しています)、「真田昌幸」(彼が生きていれば大坂の役がどうなったか)、「立花宗茂」、「宇喜多直家」、「太田道灌」など「渋い戦国武将が好き」という声もみられました。
今回ユーザー様の声や投票から判明したのは、「1位の織田信長が天下を切り拓き、2位の徳川家康と3位真田幸村で、天下統一した豊臣政権に華々しく幕を閉じる」といった流れのようなものが戦国にはあり、戦国時代のポイントでくさびを打ち込んだ人物に人気が集まる、という点です。豊臣秀吉よりも徳川家康が人気だったのも意外な結果といえます。ベスト・オブ・戦国武将の詳細については、名字検索No.1サイト「名字由来net(Web)https://myoji-yurai.net/rareNameSengoku2017.htm」をご覧ください。
※上記データはアプリ「戦国村を作ろう!」から、好きな戦国武将をユーザー様に投票いただき決定しました。投票期間(2017年12月7日~2018年1月8日。有効投票数89票。集計日2018年1月19日。)。投票数が同数の場合は、名字人数の多い方を上位としています。今回調査で第241回目(前回は「家紋ニュース 西国大名」を発表)。