令和７年大河ドラマ出演者珍しいレア名字ランキングベスト３０

歴史を振り返る名字ランキングシリーズ。７回目となる今回は、江戸時代中期から後期にかけて活動した版元「蔦屋 重三郎（つたや じゅうざぶろう）」が主人公の大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」にスポットを当てます。

「令和７年大河ドラマ出演者珍しいレア名字ランキングベスト３０」第１位は、「とよしま」を演じる「珠城　りょう（たまき りょう）」さん。「珠城」さんの全国人数はおよそ１０人と大変珍しい名字です。第２位は、「松葉屋 半左衛門（まつばや はんざえもん）」を演じる「正名 僕蔵（まさな ぼくぞう）」さん。「正名」さんの全国人数はおよそ５０人。東京都や大阪府に最も多くおよそ３０人（６０％）みられます。第３位は、「小田 新之助（おだ しんのすけ）」役の「井之脇 海（いのわき かい）」さん。全国人数はおよそ１５０人。現在の鹿児島県である薩摩起源とも言われており、鹿児島県に最多のおよそ７０人（約４７％）となっています。上位３位は、全国人数が１，０００人未満、２位までは１００人未満の大変珍しい名字となりました。

主人公の蔦重こと「蔦屋 重三郎」を演じる「横浜 流星（よこはま りゅうせい）」さんは第11位にランクインしました。「横浜」さんの全国人数はおよそ３，５００人。最も多い都道府県は青森県でおよそ８８０人（約２５％）いらっしゃいます。第７位に、主人公の幼なじみで伝説の花魁「花の井（五代目瀬川）（はなのい（ごだいめせがわ））」役の「小芝 風花（こしば ふうか）」さんがランクイン。「小芝」さんは全国におよそ１，２００人。全国最多は千葉県でおよそ３１０人（約２６％）みられます。

出演者の出身地に多くみられる名字に注目！　第１０位、「藤八（とうはち）」役の「徳井 優（とくい ゆう）」さんの名字「徳井」がランクイン。全国人数はおよそ３，４００人。大阪府に、最も多くおよそ４９０人（約１４％）いらっしゃいます。「徳井 優」さんも大阪府のご出身です。第１５位に、「扇屋 宇右衛門（おうぎや うえもん）」役の「山路 和弘（やまじ かずひろ）」さん。「山路」姓は全国におよそ１２，９００人みられます。「山路 和弘」さんの出身地である三重県に、およそ１，６００人（約１２％）と最も多くみられます。第２１位に蔦重とともに一時代を築いた代表的な版元「鶴屋 喜右衛門（つるや きえもん）」役の「風間 俊介（かざま しゅんすけ）」さんがランクイン。「風間」さんの全国人数はおよそ２６，１００人。東京都に最も多く、およそ４，７００人（約１８％）みられます。現在の長野県、信濃国水内郡風間神社が起源とされています。

１８世紀後半は大河ドラマでは初めて取り扱う時代です。日本のメディア産業、ポップカルチャーの礎を築いた蔦屋重三郎の、波乱万丈の生涯を描きます。ドラマの登場人物はもちろん、出演者の名字にも注目してみてはいかがでしょうか。今回ランクインした名字の詳細については、名字検索Ｎｏ．１サイト「名字由来net（Ｗｅｂ）（https://myoji-yurai.net/rareNameRanking.htm?rareNameKind=taiga2025）」をご覧ください。

※上記データは月間１,０００万アクセスの「名字由来ｎｅｔ」アプリと「名字由来ｎｅｔ（Ｗｅｂ）」の名字データベースから、政府調査系機関や電話帳データをもとに、『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』の主要キャスト（２０２５年１月６日時点）から、芸名・本名に関わらず実世帯が確認できる名字のみを集計。全国人数は四捨五入で算出し、当社委員会の厳正な審査を経て全国人数の少ない順にランキングを作成いたしました。今回調査で第６０１回目（前回は「巳年干支にまつわる名字ランキングベスト３０」を発表）。